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6月23日(木) ルールはみんなでつくるもの

 先週の問いかけ「廊下は走ってもいい?悪い?」に対して、子どもたちの意見は半々にわかれました。とても正直な思いからでした。走る理由は大きく3つありました。「走るのは楽しいから」「授業に遅れそうになるから。授業に遅れたら先生に怒られるから」「だれかがけがした時急いで先生を呼びに行くときがあるから」等の意見をこの1週間で付箋に書いて掲示してくれました。そのことを受けて、みんなでルールを決める集会をもちました。感心したのは、田中先生の問いかけにたくさんの児童・生徒が率直な自分の考えを発表してくれた事でした。「楽しいのはだれ?」「走っている人」「走っていない人はどんな気持ちだかな?」「ぶつかってきてそのまま行ってしまって嫌だったことがあった・・・なるほど。「授業に遅れることについては詳しく教えて」「授業が延長となり、次の時間が体育だったら、走らざるを得ません」「遅れたら怒られて嫌だし」「先生方で授業を延長しないように気をつけるね。それでだいじょうぶかな」「でも移動距離が長いし、休み時間が10分しかないし」・・・なるほど。そこで、大門先生のビデオが登場し、みんなで大笑いしました。そんなことをしながら、廊下は走らないというルールを納得してみんなで決めることができました。「走るな!」と命令するだけでは見えなかったことが見え、解決する方法を考えることができました。