校長室より

校長室より

東和中校区小中連携協議会

本日、東和中校区小中連絡協議会を開催しました。東和中・動橋小・作見小・分校小の主任の先生方が集まり、それぞれの学校の様子を情報交換したり、今後の教育活動について協議したりしました。ここ2年はコロナのため中止になっており、3年ぶりの開催でした。近くにある学校どうしですが、お互いの様子を知る機会は、あまりないのが現状です。今回3年ぶりの開催でしたが、大変有意義な協議となりました。

地域にある小中学校が一体となって子供たちを育てることは、未来の加賀市にとって、とても大切なことだと思います。今後も、4校の連携を強めながら、未来を創造する子供たちを育てていきます。

1学期終業式にあたり

1学期の終業式にあたり、生徒の皆さんに、以下のような話をしました。

 

1学期が終わります。この4か月、みんなはどんなことを経験し、どんな部分が成長したでしょうか。3年ぶりに宿泊を伴う修学旅行が実現しました。コロナの制限がある中ですが、学校は以前の姿を取り戻しつつあります。

 さて、 本校の校訓は、「強い人 正しい人 美しい人」です。それはどんな人でしょうか。「強い」とか「正しい」とか、単純な言葉ですが、本当の意味を考えようとすると、すごく難しいなと思います。

 それを考えるうえでヒントとなるような、1学期にあったうれしい出来事を紹介します。

 

●ある先生が重いものをもって歩いていると、「持ちますよ」と手助けしてくれる生徒がいました。

●落とし物をみつけて、わざわざ届けてくれた生徒がいました。

●道で困っている小学生を助けてくれた生徒がいました。

 これは、地域の方から教えていただき、とてもうれしく思い、生徒を誇らしく感じました。

●また、校内を歩いていると、おはようございます、こんにちは、と元気に挨拶してくれる生徒がたくさんいます。

●保護者アンケートの中に、「生徒の横断中に車を止めると、会釈をしてくれました。」というのがありました。

 

 さりげない日常の中に、優しさが潜んでおり、それに触れると、温かい気持ちになってうれしくなります。本校には、誰かに対して優しい気持ちで接することができる人が、たくさんいることがわかります。

 このように考えると、もうすでに、生徒一人一人の中に、校訓である本当の強さ 正しさ 美しさ があるような気がします。それを、自分のために、そして誰かのために発揮できるかが大事であるような気がします。夏休み、自分のために、家族のために、友達のために、地域の人のために、みんなの、強さ 正しさ 美しさ を発揮してください。

 

 さて、体育祭の生徒会の目標が本当に素晴らしいですね。「三原色~一人ひとりの色を輝かせよう~」。赤 青 緑 の3つの色があれば、すべての色を表現することができるといわれています。このスローガンには、団としてのまとまりを大切にするとともに、一人一人の持っている独自の輝きを大事にしたいという思いが込められています。3年生のリーダーシップの下、一人一人が輝くカラフルな東和中学校を表現できたらいいなと思います。期待しています。

 

 いよいよ夏休みです、しっかり休んで、しっかり学んで、2学期の始業式には、さらに成長した未来の自分に会えるよう、充実した夏休みを過ごしてください。

トマトが色づき始めました

1年技術科で栽培しているミニトマトが、結構いい感じになってきました。力強く葉が茂り、緑色のトマトの中に、赤く熟してきたものもあります。1年生が、毎日水やりを続けているおかげですね。

暑い日が続き、夏野菜がおいしい季節です。我が家は、私の父母が畑をしていて、最近は、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、オクラ、バジルがたっぷりとれます。近所の方は、ズッキーニを作っていて、それをおすそ分けしてもらうこともあります。親戚からカボチャももらいました。

おいしい夏野菜をたっぷりとって、暑い夏を乗り切ろうと思います。皆さんも、夏バテに気を付けて。

仮校舎現る

仮校舎の建設が続いています。外側がほぼ組み上がり、内装工事に入っています。

校長室からの景色は、完全に遮られましたが、徐々に出来上がっていく仮校舎を見るのも、なかなかいいものです。

8月中に引っ越し作業をする予定です。学校には、本や書類・理科の実験器具など、たくさんの物品があります。机やいすなどの家具もあります。どうやって移動させるか、今、頭を悩ませています。

仮校舎ではありますが、生徒が安心して学べるよう、職員一同知恵を絞っていきます。

メダカ倶楽部にお客様

昨日、学校を出ようとしたら、職員玄関のメダカ倶楽部の水槽に、お客様が来ているのに気づきました。せっかくいらしたお客様を驚かせてはいけないと思い、遠くからそっと写真を撮りました。梅雨とは思えない暑い日が続き、カエルもびっくりしているのかもしれません。メダカ倶楽部で一息できたとしたら、うれしい限りです。

暑い日が続きますが、皆様、お体を大切にお過ごしください。

校長室の窓から

校長室から見える風景が大きく変わりました。新幹線の高架橋や富士写ガ岳の山頂の風景は、仮校舎の壁に隠されてしまいました。これも、新校舎に向けてのことなので、しょうがありませんね。2学期からは、窓の外に見える向いの部屋が、新しい校長室になります。

新校舎が建ち、仮校舎が解体される頃、高架橋に新幹線が走る姿が見られかもしれません。それを楽しみにしています。

2年生 総合的な学習

今日も、2年生の総合的な学習では、住みやすい加賀市をめざした議論が行われました。東京の松川先生とリモートでつなぎ、アイデアを組み合わせ、更に新しいアイデアを練り上げるための手法について話し合いました。生徒たちは、グループ活動のなかで、お互いの考えを交流していました。

 

 

加賀市の魅力を私なりに考えてみました。

 

・温泉とそこに住み人々の人情

・カニなどのグルメ

・梨やブロッコリーなどの果物や野菜

・山中や橋立・片山津の自然とそこで育まれた文化

・3つの駅それぞれの周辺に広がる特徴ある文化

・大聖寺を中心に育まれた文化

・製造業・酒蔵

 

などかな・・まだまだ浅いですね。

きっと、もっともっと魅力があると思います。さらに掘り下げ深め、新しい魅力をつくっていけたらと思います。

心をいやす緑

1年生の技術科で育てているベビーリーフが芽を出しました。成長が早く、あっという間に葉を伸ばしています。すごいですね。この後、どんな風になっていくのか楽しみです。

ベビーリーフの後は、ミニトマトの栽培をするようです。これも楽しみですね。

校長室にもいくつかのグリーンを置いています。下の写真の右側は、アスパラガスです。野菜の雰囲気とはずいぶん違いますね。部屋に何かしらの緑があると、気分が落ち着く気がします。皆さんもいかがですか。

中庭から考えること

中庭を見て、気付いたことがあります。黄色い花(たぶんタンポポモドキ)がたくさん咲いているんですが、日陰の部分に多く、日向の部分は相対的に少ないんです。

調べてみると、日陰を好むわけではないようなので、太陽が当たるか当たらないか以外の原因がありそうです。

私なりの仮説を立ててみました。

昼休みの中庭の生徒の行動を見ていると、日向で遊ぶことが多いようです。黄色い花は、葉はロゼット状ですが、花の背丈は高くなります。日向で遊ぶ生徒たちに踏まれて、日向は花を咲かせにくくなっているのかな・・・、というのが私の仮説です。

もう一つ考えられるのは、日陰の土は湿っているので、そっちの方が花を咲かせやすいのかな・・、とも考えられます。

中庭を眺めているだけでも、色々なことが考えられます。考える楽しさは、自分で見つけていけるんですね。