東和中学校より

人権啓発講演会

昨日、全校生徒を対象に、加賀市教育委員会主催で人権啓発講演会を開催しました。和歌山県と加賀市とをオンラインでつなぎ、山代中と東和中と合同で開催しました。講師は、和歌山県人権啓発センター所属の岩崎順子さん(いのちの講演家)でした。

岩崎さんは、夫婦と子供3人の家族だったのですが、ご主人をガンで亡くされました。そのときに感じた、「生きること」や「命のこと」について、話していただきました。

 

私が印象に残ったお話は、

 

夫が病気になって、気づかされたことが多い・・

5歳の娘の膝で泣いたとき、子供たちに力をもらって生きてきたことに気づいた・・

ありのままを受け入れること・・

家族と共に過ごす時間は、かけがえのない大切な時間・・

人の心の痛みを感じ、寄り添える人になりたい・・

人は生かされている・・

 

などでした。

 

聞いていて胸が苦しくなるようなお話を、優しい語り口で丁寧に話していただきました。オンラインでしたが、学校全体にしっとりとした静かな時間が流れました。生徒たちは、きっと何か大切なことを感じ取ったと思います。