令和5年度津幡中ニュース

石川県立津幡高等学校100周年!

10月28日(月)

本日、石川県立津幡高等学校100周年記念式典・講演に参列させていただきました。津幡高等学校は、大正13年に津幡町他13町村組合立河北農蚕学校として開校し、昭和23年、石川県立津幡農学校と石川県立津幡高等女学校が統合され、石川県立津幡高等学校となりました。その後、いくつかの学科改編等を経て、今年100周年を迎えました。

あいにくの雨模様、記念式典・講演会場の津幡町文化会館シグナスに近づくと、津幡高校の生徒の皆さん・先生方が駐車場誘導のために、傘を差しながら立っている姿が見えました。車から降りると、1人の生徒さんが、私が雨に濡れないよう傘を差しだしてくれていました。入口に到着するまでに、たくさんの素敵なあいさつもいただきました。受付後、ホール内の座席まで、生徒さんが案内してくれました。心のこもったおもてなしに、とても感激しました。

記念式典では、校長先生式辞や祝辞、生徒代表のことばから、100年の歴史の重みを感じることができました。生徒代表のことばを述べたのは、津幡中学校出身の生徒さんでした。

記念式典に引き続き、記念講演が行われました。講師は、全日本男子柔道強化チーム前監督、東海大学スポーツプロモーションセンター教授の井上康生氏でした。「無限の可能性への挑戦」と題し、お話いただきました。リオデジャネイロ及び東京オリンピックに監督として挑まれた経験からのお話は、大変示唆に富む内容でした。

「勝ちも負けも長い目で見れば価値あるもの、価値あるものにしていかなければならない」「最後は、自分自身が決断する」「道を切り開いていくのは自分自身」「計画性なくして成長なし」「準備力ー一流であればあるほどそのことに時間を注ぐ」「自己肯定力(自分はできると信じる力)と防衛的悲観力(最悪の状況を想定しての準備)」「地力(基本・基礎力)と対応力(多様性)」

津幡高校の教職員、生徒の皆さん、本日は本当にありがとうございました。津幡高校の更なる発展をお祈り申し上げます。