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2019/03/13

ノーベル化学賞の鈴木クロスカップリング反応の実験

| by 清流03

 1年化学基礎の授業では、2010年ノーベル化学賞を受賞した北海道大学名誉教授の鈴木章先生の研究成果を体験するため、鈴木クロスカップリング反応をさせて合成した化合物が蛍光発光することにより確認する実験を行いました。
 今回の授業は、先月8日本校にて開催した北海道大学大学院の伊藤肇教授講演会において、伊藤先生が医薬品や有機ELディスプレイなどの製造に鈴木クロスカップリング反応が使われていることや機能性分子の最新研究の紹介を踏まえて、化学の有用性を理解することがねらいでした。
 生徒全員が白衣と安全眼鏡を付けて、研究者になった気持ちで慎重にかつワクワク感を持って実験しました。
 まず、蛍光ペンや洗剤としての蛍光剤、紙幣の偽造防止技術として印章部分に使われている発光インクなど、有機分子からの蛍光(発光)は身の回りに多く見つかることを確認しました。
 その後、授業で合成した蛍光分子がソルバトクロミズム(蛍光色が変化する特性)を確認し、鈴木クロスカップリング反応が有機EL材料などの機能性分子の合成に役立っていることを実感しました。
 先の講演会と同様に、最先端科学を身近に感じ、研究成果が私たちの生活にどのように役立っているかを知ることができただけでなく、学習に対する興味、関心、意欲を深めることができました。
【生徒の感想より】
○とてもシンプルな実験だったけど、観察してみるとおもしろい結果で楽しかった。
○クロスカップリング反応が分かった。すごい。
○私にもできる簡単なものでとても驚いた。
○ピコ太郎のアポーペンがクロスカップリング反応だと思うと納得できた。
○液体を変えたら、蛍光の色が黄→緑→青色と変わりびっくりした。色々な薬品を使ってまたやってみたい。
○ノーベル賞の実験を授業でできることはすごい思う。またその内容も理解できたので良かった。この実験に対する興味がわきました。


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