R5年度の修了式を行い,あゆみ渡しや新学期の準備として机の移動を行いました。体も心もぐんと成長した児童らは,4月から新しい学年に進級します。今年度を振りかえると,5月以降は新型コロナウイルス感染症の規制緩和により全校で歌を歌うことや楽器の演奏,調理実習などが復活しました。また学校行事の規制が緩和され,教育活動が大変活性化しました。しかし,1月の大地震以来,3月に入っても復旧半ばで,いまだに児童には不便をかけています。そんな状況でも児童の活躍は目覚ましく,学年の学習を終えた上に「6年生を送る会」や「卒業式」などの大きな行事を盛り上げ,大成功。石崎っ子のパワーに支えられました。これも,ひとえに学校と児童を応援してくださった保護者の皆様,地域の皆様のおかげです。明日から,春休みを迎えますが,健康と安全に過ごせるよう家庭でもご配慮ください。1年間,ご理解とご協力ありがとうございました。
この1年間,大きな事故なく児童全員が元気に登校し,学校生活を楽しく過ごすことができました。これも,「石崎っ子見守り隊」をはじめ地域の皆様の温かい見守りや声かけのおかげです。また,子どもたちが楽しみにしている読み聞かせボランティアの皆様による読み聞かせや,各教科で地域の先生としてたくさんの方々にご協力をいただき,教育活動がたいへん充実いたしました。本当にありがとうございました。
卒業にあたって,6年生がお世話になった地域の方々に感謝の気持ちを伝える手紙を書きました。全ての方々には出すことができませんでしたので,ここで児童の手紙の一部を紹介し,地域の皆様に児童の感謝の気持ちをお伝えいたします。どうぞお読みください。
【地域の皆様へ】
地域の皆様へ.pdf
震災から2か月余りが過ぎました。子供たちは学校生活にも慣れ,元気に過ごしています。
子どもたちは元気に見えて,心は疲れているかもしれません。
少しホッとしたい子に向けて,NHK for Schoolに新しいページが開設されました!
時間があるときにぜひご覧ください(^ ^)
https://www.nhk.or.jp/school/zishin-hitoiki/
このたびの地震災害を受けて高学年のPTCA行事を一旦中止せざるを得ない状況でしたが,この震災に関わり感謝の気持ちを地域の皆さんに伝えたいという思いと6年生保護者の熱意により,学年PTCA行事として「親子で炊き出しボランティア」を行いました。多数の皆さんのご協力をいただき,カレーライスとカニ汁を提供。6年生児童と保護者の皆さんは朝早くから学校に集合し,炊き出しの準備を始めました。お昼時には,あいにくのお天気にもかかわらず地域の皆さんが次々と来校され,温かい交流の様子が見られました。地域全体がまだまだ大変な状況であるにもかかわらず,児童に貴重な体験をさせていただきました。卒業を2週間後に控えた6年生にとって,かけがえのない思い出となったことでしょう。これも,保護者の皆様と地域や関連した皆様のおかげと感謝しております。
5年生が社会科の学習の一環として,石川県中能登土木総合事務所から講師をお招きして,土砂災害防止講座を行いました。1月1日の地震から自然災害の厳しさを知っている児童は,土砂災害の被害や,砂防ダムの仕組み,命を守るための行動について興味深く学習していました。土砂災害は,大雨,地震等で引き起こされます。石崎地区には土砂災害に注意が必要な地区があります。学校のプール側も危険な地域に含まれており,危険について知っておくことはとても大事です。避難するときに持って行くものを相談する際には,今回の地震災害の経験を生かして活発に意見交換をしていました。自然の力には到底かないませんが,命を守るために知識をたくわえ,心構えと日頃の備えをしていきましょう。
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