河北台中学校のようす

令和2年度 河北台中学校のようす

3月の全校集会が行われました

 昨年4月は新型コロナウィルス感染症の拡大を防ぐことを目的に休校からスタートしましたが、今日から3月、令和2年度最後の1ヶ月となりました。6限に定例の全校集会が行われました。集会に先立って行われた表彰披露では河北郡市中学校卓球大会で好成績を収めた男子卓球部が披露されました。

 集会では、校長先生より「3年生は卒業式に向かっての雰囲気作りを、1,2年生は来月の進級に向けて目標を持って欲しい」とのお話がありました。3月の目標は「来年につながる1ヶ月にしよう」です。学習担当の先生からは一流と二流の違いが「一流は①勇気を持って始められる②始めたことを続ける③最後までやり遂げる」の3点として話をされました。生活担当の先生からは3月の生活目標は「有終の美」とし「これまでたくさんの頑張りを積み上げて成長してきたみなさん、残り2週間、3週間を格好よく終わらせてほしい。次の2点①7:50玄関通過②こだわり清掃を重点にしよう。」とのお話がありました。

令和2年度 生徒総会が行われました

 今日の6限目に、生徒総会が行われました。生徒総会とは、生徒の手によって、より良い学校を作っていくための会です。今日は、来年度から役割が似通っている「生活委員会」と「環境委員会」を統合して「清活委員会」とすることが、生徒会より提案され、生徒会規則の手続きに沿って承認されました。今日、講堂にいた生徒は「自分の手で学校を変える」ことを実感できたことと思います。また、生徒会執行部、各種専門員会からの活動について、今年度の成果と課題等を委員長が報告しました。

 今日で3学期末テストが終了しました。3年生にとっては、中学校最後の定期テストが終了しました。来年度に向けて、各委員会、各学級、清掃分担、部活動と自分に与えられた役割を確実に、丁寧に行い学校の雰囲気を、より良いものにしていきましょう。会の最後には、先頭に立って学校の雰囲気づくりに貢献した生徒会執行部、各専門委員長の皆さんに、温かい拍手が送られました。

小学校6年生が、体験入学に訪れました

 今日は令和3年度入学生(現小学校6年生)を対象に体験入学が行われました。この体験入学は、新しく始まる中学校生活への不安が少しでも解消できればとのねらいで実施しています。あと2カ月で河北台中学生となる外日角小学校、七塚小学校の6年生が、4月からの登校時間(7時50分)に合わせて登校するところからスタートしました。事前に通学路を確認した児童も多くあったと思います。今日は全員が遅れることなく登校できました。感心しました。
 今日は日程の説明のあと、3クラスに分かれて数学、英語の授業体験が行われました。中学校に入ると1時間あたりの授業時間も5分長くなります。今日は一足早く50分授業も体験しました。授業後は、校舎内を見学しました。続いて、中学校の行事、生活のルール、学習についての話を聞きました。6年生には入学前に「確実に」身につけてほしいこととして話をしました。残り2か月の小学校での生活を大切に過ごし、パワーアップして入学式に臨んでくれることを期待しています

2月 全校集会のようす

 2月の全校集会のようすです。集会の前に「献血推進ポスターコンクール」において入賞した美術部の生徒が壇上に上がり表彰を披露しました。校長先生からは先月29日に行われた3年生の私立入試、2年生の立志式、1年生の講演会に触れ「将来を考え、進んで自分を見つめ直してほしい」と話がありました。今月の学校便り「さわやか」には、松井秀喜さんの座右の銘が書かれています。「自分を見つめ直す」ときの参考になればと思います。

 2月の学校全体の目標は「今だからこそ『総仕上げ!』」です。「2月は集大成の月、それぞれの最高の2月にしてほしい」との思いが込められています。生活面での目標は「凡事徹底」です。担当の先生からは、強化項目として①時間・時刻100% ②身だしなみ100% ③自分ルールの徹底 が挙げられました。今年は、生徒の皆さん一人一人の心がけで、学校が盛り上がっていると思います。さらに高みを目指して進んでいきたいですね。学習面の目標は「最後のテストで最高の結果を!」です。その実現のために、担当の先生は①「早めに」を始めよう ②「毎日」を続けよう ③「何度も」取り組もう の3点を挙げられました。

 続いて、保健室の先生より、保健室に寄せられる「布マスクは意味がないのか?」の質問についてお話がありました。布マスク、不織布マスクのどれが良いか一概に言えないとのことです。マスクを着ける意味は「自分の飛沫を飛ばさないこと」にあります。マスクをしても距離をとることが大切です。これからも、マスクを着ける生活は続くと思われます。テレビ等でいろいろな情報が流れますが、「正しい情報を選択すること」「大切なことは何か考えること」を続けていきたいですね。

 集会の最後には、1月に実施した「残菜を減らす取組」実施期間中に「残菜0」を達成した3年2組、2年3組に、給食委員会より表彰状が渡されました。

1年生 「いろんな生き方に触れる講演会(第6回)」が行われました

 5・6限目に「いろんな生き方に触れる講演会」が行われました。今回は、金沢地方裁判所裁判官 若松達郎氏を講師にお迎えしました。本日は二部構成で実施し、第一部では、刑事・民事・家事という裁判の種類、裁判官・検察官・弁護人という裁判の登場者、裁判の流れなど「裁判そのもののこと・裁判員制度」について説明を受けました。第二部では、裁判官の仕事について伺いました。テレビで観られる裁判と現実との違いのお話や、実際の法服にも着替えて見せていただきました。法服には、黒色は何色にも染まらないという意味があるそうです。裁判官になるには「司法試験に合格し、1年間の研修を経て裁判官、弁護士、検察官という進路を決定すること」、普段の仕事で心掛けていることは「自分の考えを持つこと。悩んだときには人の意見を聞く、耳を傾けること」と教えてくださいました。講演の最後には、中学生に向けて「何がきっかけで、仕事を決めるかは分からない。いろんなことに興味を持ち、体験、チャレンジしてください。」とのメッセージをいただきました。

 今回が、最後の「いろんな生き方に触れる講演会」となりました。1年生が講演会で感じたことは、3月発行のPTA会報に掲載する予定です。10年後は、1年生のほとんどが社会人になっていることでしょう。中学生の間に少しだけでも、自分の心が揺さぶられるものが見つかるといいですね。ぜひ、ご家庭でも全6回に渡って行われた「いろんな生き方に触れる講演会」で感じたこと、考えたことを聞いてあげてください。たくさんお話すると思います。 

 この講演会については、2月1日(月)北陸中日新聞朝刊に掲載されました。