河北台中学校のようす

第63回卒業証書授与式が無事に挙行されました

  新型コロナウィルス感染症の影響により突然の休校措置もあり、その期間中に公立高校入試も行われるなど異例ずくめの3月になりました。そのような中で、卒業式も規模縮小、時間短縮となりましたが、卒業式が行われる喜びを感じられる式となり、103名が本校を巣立っていきました。

 式では、校長先生から卒業生1人1人に3年間の努力の証と今後への期待を込めて、卒業証書が手渡されました。式辞では、今年度赴任され、校歌を一人で歌うこと、体育祭で一生懸命に係の仕事に取り組んでいること、合唱コンクールでの学級のまとまりなど感動したことを紹介され、『より考える人になる』と、4月からの新ステージに向けてはなむけの言葉が送られました。

 送辞を述べたのは、岡田有司さんです。親身になって指導していただいた先輩が入学当初はとても大きく見えたこと、体育祭での応援合戦ででは思いの強さを感じたこと、文化祭の全体合唱では1つになった瞬間を感じられたことなど、3年生と過ごした日々の思いで、感謝の気持ちを綴りました。

 紺谷美帆さんの答辞では、卒業が近くなり、まだ、この仲間と一緒に過ごしたいという思い、生徒会執行部では行事を成功させた経験より、大変さの中にある楽しさ、達成感を知ることができた経験、部活動の仲間や家族に支えられた15年間の感謝を綴りました。

 式の最後は卒業生全員で「旅立ちの日に」を合唱しました。歌とともに3年間のいろいろな出来事が、頭に浮かんできたことと思います。ピアノ伴奏は中川絵里さんでした。この日のために休校期間中も練習をしてくれました。ありがとう。

 式後には、「卒業生を送る会」で流される予定の映像を、保護者とともに鑑賞しました。クラスに戻った後は、担任から卒業証書を手渡され、中学校最後の時間を過ごしました。

 

 

 また、本日は卒業式の前に、清水賞善行賞・科学賞の授与式、令和元年度後期さわやか賞(3年生分)の授賞式が行われました。清水賞は、旧高松町において学力がありながら家庭の経済的事情により、高校に進学できない中学生のために清水源太郎氏が多額の私財を提供し設立した清水育英会が、現在はかほく市内に範囲を広げ、最高学年の各学級より1名の善行賞、科学の分野でレベルの高い成果を収めた中学生に科学賞を贈っています。

 今年度は善行賞3名、科学賞1名の受賞がありました。

 善行賞 紺谷 美帆(1組)、越野 藍(2組)、奥田 実莉(3組)

 科学賞 山口 修規(3組)

 さわやか賞は、「さわやかカードに記載された経験があり、他の模範となる行動をした生徒に贈られるもの」です。毎日の積み重ねを全校生徒・職員で認めるものです。後期は個人9名と1団体に贈られました。受賞者と受賞の理由は以下の通りです。

岡島 柚葉(1組)

 ・いつも笑顔で、困っている人がいれば、進んで声をかけ、人のために献身的に働いてくれました。

長谷川 幸(1組)

 ・さわやかな挨拶、周りへの細かい気配りが素敵です。前期 給食委員長、後期 保健委員と委員会活動にも責任をもって取り組みました。

古谷 優祈(1組)

 ・誰に対しても思いやりのある行動をしました。情報委員長としての仕事も責任を持ってやり遂げるなど、人の嫌がるような仕事も進んで引き受けてくれました

助實 美紅(2組)

 ・学級会長、プログラム委員として規律正しく、思いやりのある行動をしてくれました。また、毎朝の挨拶運動にも積極的に取り組みました。

竹中 琉偉(2組)

・生徒会副会長として、挨拶運動、文化祭の運営等、活気ある学校作りに貢献しました。

丸井 直(2組)

 ・いつも明るく笑顔を絶やさず、特に行事の時には、黒板にイラストを書き、学級の雰囲気を盛り上げました。またJRC委員長としても率先して活動しました。

中島 花(3組)

 ・いつもはつらつと、周囲の気配りも忘れず、まっすぐに学校生活を送りました。その姿勢は周りの見本となるものでした.

二口 瑠夏(3組)

 ・真面目に教室清掃に取り組みました。積極的に集配の手伝いを行うなど学級に貢献しました。

松本 夢花(3組)

 ・書記としての仕事をていねいにやり遂げました。また、周囲の友達を支える姿はさわやかでした。

団体賞 ジュニアボランティアサークル「myan」

杉本 羽柚(1組)、宮坂 瑠希(3組)

 ・ジュニアボランティアサークルは積極的に地域との活動に関わっています。特に、毎月の木津「えびすの会」では、河北台中学校の代表にふさわしい活動をしました。

  清水賞、さわやか賞受賞の皆さん、本当におめでとうございます。受賞の皆さんは、学校の活動の様々な場面で先頭に立ってくれました。河北台中学校によい風を吹き込んでくれました。ありがとう。