河北台中学校のようす

市長による特別授業が行われました

 6限目に3年生を対象に「かほく市のまちづくり」と題した、油野かほく市長による特別授業が行われました。
 平成16年3月1日から、かほく市がスタートし、今の3年生は皆、かほく市育ちであることから、昨年度に続き開催されました。市長からは、市政スタートから今日に至るまでの経緯、市の財政状況、住みやすさランキングが全国16位であることとそれを支える施策等について、直接伺うことができました。特に1年生が学習している防災については、能登沖地震が起きるとかほく市では最大3.6mの津波が起こる可能性があることから、海抜表示板の設置、防災士の育成を進めたとの話もありました。

 市長のお話の後には、各クラスから、かほく市政について3つの提案がありました。

「太陽光発電や再生可能エネルギーの利用によりエネルギーの地産地消を」(1組 丸井梗凪さん)

「高齢者の健康維持のために、バランスの良い献立などを回覧板でお知らせを」(2組 山口新太さん)

「特産物等かほく市の魅力を発信するためにYouTubeチャンネルを」(3組 國近元都さん)

 市長からは「国同様、かほく市も脱炭素社会をめざしているが、一人一人がごみを出さないように心がけること」「かほく市総人口の28.9%が高齢者であるが、元気と生きがいのために、中学生にはあいさつや声掛けをしてほしい」「かほく市も公式チャンネルを持っているが、世代に合わせて媒体を変えて、情報発信を増やしていきたい」など質問に答えるとともに、中学生に望むことも話してくださいました。かほく市民の一人として、自分が育ったかほく市を知る機会になりました。