河北台中学校のようす

2020年10月の記事一覧

令和2年度文化祭が行われました

 後期の生徒会目標は「CEM(シェム)一瞬一瞬を大切に」。そこから派生した今年度の文化祭スローガンは「special」。「コロナ禍の特別な時期に、文化祭が開かれる意味を感じながら成功させよう」との生徒会長のあいさつから幕を開けました。

 最初は、「合唱コンクール」1年生の部からスタートしました。この日の本番のために、音楽の授業、昼休み、放課後の練習を積み重ねてきました。ソロあり、曲中に拍手ありと工夫が見られ、学年が上がるにつれ、迫力のある歌声を聞かせてくれました。「最優秀賞」に輝いたクラスは1年4組、2年3組、3年1組でした。生徒全員の投票で選ばれる「生徒会賞」は3年3組でした。

 続いて行われたのは「前期さわやか賞授与式」でした。さわやか賞は、「さわやかカードに記載された経験があり、他の模範となる行動をした生徒に贈られるもの」です。毎日の積み重ねを全校生徒・職員で認めるものです。今回は25名の生徒が受賞しました。

 1年生 落合美夢(1)宮本拓弥(1)赤坂昭太郎(2)川原奏(2)沢田梨里愛(2)髙井のどか(3)長山大晟(3)

     井波万理奈(4)田丸ほのか(4)

 2年生 冨澤理緒(1)南雛乃(1)倉島志津稀(2)瀬野透緒子(2)切中穂乃華(3)吉田輝月斗(3)

 3年生 大塚政史(1)桶谷涼美(1)山元萌々夏(1)紺谷華蓮(2)高森梨紗(2)林遥(2)内潟凛(3)大村友里(3)

     國近元都(3)新田雪乃(3)

 続いて行われたのは、各学年の「総合的な学習の時間」の発表です。1年生のテーマは「防災学習」です。人口が増加しているかほく市で避難所が足りるのか、熊本地震で困ったことなど個別にテーマを設定し学習した成果を発表しました。発表の中には、防災士の方に聞き取りをしたり、1年生全員にアンケート調査を行ったりと工夫が見られました。2年生は「金沢自主プラン」で学んだことをクイズ、寸劇で紹介しました。県都金沢と住んでいる地域との比較や文化について学びました。「金沢駅にハトがいないのは?」とクイズもありました。答えはお子様に尋ねてください。3年生はSDGsについて学んだ成果を発表しました。生徒全員が調べたテーマに基づく未来への提言・自分の行動を提案する様子が映像で流れました。これまでの学習をつなげ、未来への課題解決策を探るという、さすが3年生と思える濃い発表でした。3年生の姿は1・2年生の刺激になったことと思います。

 なお、1年生の防災学習のお手伝いをしていただいたかほく市より、備蓄していた「水またはお湯を注いでできる五目ごはん」いただきました。給食の際に、非常食を食べる経験もできた文化祭になりました。

 午後の部は吹奏楽部の発表がありました。今日が1・2年生の初舞台ということでしたが、堂々とした演奏でした。3年生に指導してもらった成果を披露する場になりました。本日は、講堂2階の入口に家庭部の作品展示もありました。学校公開の際には、ぜひ、家庭部作品の作品もご覧ください。

 感染症拡大防止の観点から、今年度の文化祭は生徒・職員のみでの開催としました。来月4日~6日の学校公開の際には合唱コンクール、吹奏楽部の映像を10時、13時からの1日2回(6日は学校行事のため10時からのみ)上映しますのでご覧いただければ嬉しいです。