今日の出来事 R4年度

5月24日 GIGA特別講座

5・6年生を対象に「GIGAスクール特別講座~宇宙をのぞいて、世界を知ろう~」を視聴しました。

昨年の南極に続き2回目なので、みんな落ち着いています。5年生は初めてなので、ちょっとドキドキしているかな。

国立天文台の三鷹の施設とハワイ島マウナケア山頂施設を結んで行われる授業にオンラインで参加します。宇宙や星のことを勉強するのはもちろんですが、三鷹で参加している中学生の姿を見て学ぶことも目的の一つです。

 

マウナケア山頂施設にあるすばる望遠鏡は、1枚鏡では最大の大きさで、これ以上大きいものは作るのは難しいとのことです。大きな望遠鏡で観測されたハワイの星空をみんなでみます。

美しい星空にみんな集中して画面を見ていました。日本では見られない南十字星もはっきり見ることができました。時々流れ星が見えて、そのたびに「わあ~」と声が上がります。

 

大きな望遠鏡が設置されるまでの過程や高い標高にある天文台のこと、初めて知ることがいっぱいです。

3つのグループに分かれてクイズにも挑戦しました。第1問の選択肢は3つ。どれもありそうだけど・・・。

何と答えは1,2,3全部?! マウナケアは、気象や立地などの様々な条件が宇宙の観測にぴったりなのだそうです。富士山より高い位置にある施設だと聞いてびっくり。その分気圧が低く、パンパンに膨らんだポップコーンの袋も見せてもらいました。 

いろんな「初めて」が知れたら、次はタブレット端末を使っていろんな課題に取り組みます。

「太陽系外の惑星に行けたらどんな遊びがしたいですか?」の問題では、意欲的に自分の意見を出して取り組んでいました。鬼ごっこや野球などの王道の遊びから「生き物を見つけて飼う」「その星で買い物する」など積極的なものまでいろいろ出ました。

最後には、すばる望遠鏡のデータを使った宇宙旅行に出発しました!何光年も先の星まであっという間に到着できます。太陽系外の惑星までたどり着くことができました。外から太陽系全体を見るという、めったにできない経験です。中学生のリクエストの「土星」は本当に輪がついていて驚きました。無事に地球に戻ってきて終了です。

振り返りでは「知っていたこともあったけど、知らないことも多くあってよかった」「土星の輪が薄いことを初めて知った」と一人ひとりしっかりと自分の意見が言えました。