学問・大学探究(京都大学編)
本日(9/14)の放課後、アプリケーションソフトZoomを使って、「学問・大学探究(京都大学編)」を行いました。
協力してくださった卒業生は、大森道也さん(法学部4回生、69回)、越田雅大さん(大学院 エネルギー科学研究科 エネルギー社会環境科学専攻修士課程1回生、69回)の2名です。
大森さんの研究テーマは「正義論」。社会全体で合意可能な正義原理について考察を行うそうです。もう少し砕くと、「我々が皆で受け入れられる社会の基本的ルールとは?」
越田さんの着目している研究は「VPP(バーチャルパワープラント)」。VPPを利用して停電を防ぎ、電力を有効に活用することができる。ただ、運用やコスト面で課題があり、この技術はまだ日本では実用化されておらず、逆にビジネスチャンスが期待されるそうです。
よく言われる「自由な学風」、「変人が多い」についての彼らなりの解説もありました。
「自由な学風」→「考え方の自由」であり、学生による多種多様な考えを受け入れる土壌がある。
「変人が多い」→良い意味での少しオタク気味の人が多い。大抵はどこかの分野に造詣が深く、豊かな知識量と個性が豊か。好奇心があり、行動力のある学生が多い。「面白そう」と思ったことはすぐやる。
彼らの後輩へのメッセージの一部を紹介します。
「自由意志に基づく選択を」
知的好奇心や感染に動機づけられた勉強を
自分を脱構築し、変身していくための主体的な学びを
自由に生きるため、読書を!
「身を置く環境で人は驚くほど変わる」
「今を楽しく生きること」
楽しく生きる=何かに夢中になっていること
国内トップの教育環境、京都という町の魅力。
オンラインというかたちではありますが、集まった生徒たちは、
京都大学の魅力の一端に触れられたのではないでしょうか?