日誌

「どこをどう跳んだのか」プロセスを大切に(6年理科)

6年理科では,「地球と私たちのくらし」の学習がスタート。
3つの視点
「人は地球からどんな恵みを受けて生きているのか」
「地球が変化すると人の暮らしは影響を受けるのか」
「人の暮らしが地球にどのような影響を与えることがあるのか」について
マッピングを使って発散的に思考し,
ペアやグループで対話を重ねました。

最初は,「何をどう書けばよいのか」マッピングに戸惑っていた子どもたちも,
「思い浮かんだことを思いつくままに書くこと」に少しずつ抵抗がなくなっていきました。

思いつくままに書いたノート,ペアやグループでの対話。
自分の考えと友達の考えを比較し,関連付けることで,
次第にスケールの大きな「地球」と,
当たり前に過ごしている「暮らし」には関係があるのではと
自分ごととして捉えはじめます。

学ぶ必要感が高まり,1年間の学習の見通しを持った瞬間,
6年生の動きが変わりました。
以後の単元で使う「じゃがいもの種イモ」を植えようと提案すると,
目を輝かせ,「じゃがバターにしてパーティーしたい!」

しかし,「したいこと」だけで終わらないのがさすが6年生。
「水やりしてお世話しなくちゃ」とすぐに気づき,
「たてわり班にしたら?」「出席番号順にしては?」と次々提案が。
「土日の水やりは,先生にお願いしたいな」

したいことを叶えるためには「プロセス」が大切なんですね。
その後は,声を掛け合い,手際よく種イモを植えていましたね。

みなさんとのこれからの授業づくりが楽しみです。