志賀高日誌

救命講習会

 5月20日(火)、志賀消防署から4名の救急隊員の方を講師にお迎えし、救命講習会を行いました。

 講義・実技では、アナフィラキシーへの対応、一次救命処置について、実際の場面を想定しながら具体的なご指導をいただきました。

 また、今年度も緊急時対応シミュレーション訓練を行い、今回は、頭頚部外傷(重度意識障害ありの女子生徒)を想定し、女性に配慮したAED装着や119番通報を含めた一次救命処置などの訓練を行いました。

 訓練の中では、119番通報の応援要請を受けた職員が、生徒の氏名や詳しい状況が分からなくても、すぐに通報しながら現場に向かい、現場到着時に状況を把握している職員に電話を替わる形で、実際に通報訓練をさせていただきました。講師の方からは、「通報時に名前が変わらなくても大丈夫。できるだけ短い言葉で端的に伝えてほしい。」「出血があった際には止血も行い、意識・呼吸がない場合には、脳を守るために、心肺蘇生をすぐに行い、救急隊員が到着するまで絶え間なく行ってほしい。」などの貴重なご指導ご助言をいただきました。

 万が一の場合には、傷病者の命を救い、社会復帰につなげるべく、その場に居合わせた職員が誰であっても迅速に対応でき、救命のバトンを救急隊員につなげることができるように、今後も訓練を継続していきます。

 これからの時期、命に関わる熱中症も日頃の予防と早めの対処が肝心です。各ご家庭でも、体調管理のご協力とご指導のほどよろしくお願いいたします。

R7_救命講習会