志賀高日誌
総合的な探究の時間 探究活動報告
今年度の「総合的な探究の時間」では、ビジネス・福祉コース1~3年生が、それぞれの興味・関心を踏まえ、6つの縦割りグループを作り研究活動を進めています。
福祉DXをテーマとしている福祉班では、地域の現状を理解するために、志賀町の専門職から情報収集を行うことからスタートしました。
5月16日(金)、志賀町社会福祉協議会を訪問し、生活支援相談員の山﨑美里さん、志賀町民生児童委員協議会の松村和子さんから志賀町の福祉の現状についてお話を伺いました。また、6月20日(金)には、志賀町役場健康福祉課を訪問し、保健氏の小谷内美香さんから、被災された高齢者の健康状態や、認知症予防の取り組みについて、お話を伺いました。どちらからも、被災後1年半が経ち、苦労してここまでこられた方々のうつ傾向やフレイルの進行、前期高齢者の認知症等、震災直後には見られなかった心身の疲労が感じられるようになってきていることを聞き、生徒たちは様々な思いを持ったようです。
そして、志賀高生が高校生としての強みを活かしてできることも見えてきました。地域の専門職の方々からいただいた貴重な情報をもとに、地域の方々とのつながり、地域を元気にする探究活動を進めていきます!