2025年3月の記事一覧
1・2年生 企業見学
3月21日(金)、志賀町商工観光課のご協力をいただき、1・2年生全員を対象に、企業見学を実施しました。生徒の希望をもとに5グループに分かれ、次の企業を訪問させていただきました。
Aグループ 石川サンケン(株)、(株)TSG
Bグループ 寺岡畜産(株)、(福)麗心会 特別養護老人ホームアイリス
Cグループ 楓の家リゾート(株)、(株)いこいの村能登半島、(株)NTN志賀製作所
Dグループ (株)ケースリー、シグマ光機(株)、(株)NTN能登製作所
Eグループ 上田鍍金(株)、(株)栗田北陸製作所、(株)メタルヒート
企業概要の説明では、生徒たちは熱心に耳を傾け、「仕事の一番のやりがいは何ですか」「必要な資格はありますか」と積極的に質問をしていました。また、施設や工場内をまわり、大きな機械や、安全に配慮しながら真剣に仕事に取り組む社員の方々の様子を見学し、「働く」ことへの意識も高まったのではないかと思います。
お忙しい中、ご協力いただきました企業の皆様、志賀町商工観光課の皆様、どうもありがとうございました。
福祉コース講演会(石川県介護・福祉の仕事の魅力伝道師派遣事業)
3月17日(月)、福祉コース1・2年生12名を対象に、講演会を実施しました。石川県の「介護・福祉の仕事の魅力伝道師」としても活躍されている北洋介さん(社会福祉法人牧羊福祉会 特別養護老人ホーム能登穴水聖頌園)を講師にお招きし、「介護・福祉の仕事と震災の影響」というテーマで、お話をしていただきました。
講演では、介護計画の重要性や、介護職をしていて大変だと感じること、魅力・やりがいを笑顔で語ってくださいました。中でも、「介護は、利用者の人生を変えることができる仕事」という言葉とそのエピソードがとても印象に残り、介護の仕事の奥深さを実感しました。また、能登半島地震における施設の被害状況が写真とともに説明され、スプリンクラーにより水浸しになった施設内で、電気や水道も使えない中、職員が力を合わせて利用者の生活を守ってきたという話を、生徒たちは真剣な表情で聞いていました。
生徒からは、「北さんの話を聴き、「ふだんの くらしを しあわせに」する「福祉」という言葉が好きになった」「進路を考える上でとても参考になった」等の感想があげられ、福祉・介護の仕事の魅力が十分に伝わったことが感じられました。お忙しい中、貴重なご講演をいただき、本当にありがとうございました。
令和6年度 第14回 卒業証書授与式
3月4日(火)、第14回卒業証書授与式が行われました。在校生、保護者等、来賓、教職員が見守る中、普通科普通コース18名、ビジネス・福祉コース14名、計32名の卒業生に卒業証書が授与されました。
校長式辞では、中川校長から「これからはより一層自分の力で情報を集め、自分で考え、行動していかなければなりません。いずれ、自分の育った地域を支える人材になってください。常に感謝の気持ちを忘れずに未来に向けて歩んでいってください。」とお話がありました。
永谷PTA会長から来賓祝辞として「ご卒業おめでとうございます。支え合い、助け合う人間関係が私たちにとってどれだけ大きな力になるかを考え、自分を必要とされる度量の大きな人になってください。」とのお言葉をいただきました。
在校生代表の大門大翔さんは、「先輩方と過ごした二年間は、光のように速く輝かしいものでした。今度は私たちがこの志賀高校の伝統を引き継ぎ、苦しいことでも協力して乗り越えられるよう頑張ります」と送辞の言葉を贈りました。
卒業生代表の稲岡優弥さんは、「今こうして無事に卒業の日を迎えられたのは周りの方々の温かい支えがあったからです。共に過ごした仲間たちと喜びや悩みを共有し、互いに励まし合いながらも乗り越えた日々は、かけがえのない時間で、この3年間は一生の宝物です。」と感謝と卒業後の決意となる答辞がありました。
卒業生の皆さん、益々のご活躍とご多幸をお祈りしています。ご卒業おめでとうございます!