アサギマダラの幼虫・サナギ

 今,珠洲には,アサギマダラという蝶が,海岸に来ています。この蝶は,長距離の渡りをする蝶として有名で,九州などからも飛んできているようです。どうしてそんなことが分かるのかというと,アサギマダラを研究している人(マニアも含む)は,蝶を捕まえて羽に名前や日付・捕獲場所などをマーキングし,もう一度放してやるのです。こういう作業を,あちこちでやることで,同じ蝶が捕獲され,どこから飛んできたのかが分かるというわけです。
 珠洲に来るときには成虫となっていて産卵も行わないので,卵や幼虫の姿を見ることはできないのですが,白山市の知り合いから分けてもらい,学校で観察しています。
 サナギは,とてもきれいな緑色で,金の点々まで入っています。いつ羽化するのかな。