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新規日誌7

「高松歴史街道」ポイント紹介⑥

額神社(ぬかじんじゃ)

             

 額神社は、昔から高松の鎮守として崇められてきた。ここは、加賀国より能登国に通じる街道で、街道の南、河北潟より七窪を経て当社に至る街道は、「おまんぎつね」が出る所であり、旅人の安全を祈願したと伝わる。英之社は、桜井三郎左衛門を祭神とする。桜井三郎左衛門は、天正12年末森合戦に藩公前田利家に協力した人物であり、その功績により高松の宅地の税を免除されたと伝わっている。 嘉永3年に拝殿を建立し、古宮より現在地に遷座した。(神社由緒書より)

 また、ここは宿場町でもあり火災も頻発しており、火事除けに赤飯を神に供えた後で各家に配る慣わしがあった。しかしある年、赤飯の代わりに清酒を配ったところ大火事が発生したため、神様の怒りに触れたのではないかと畏れ、もとの赤飯に戻したのだという。