カリヨン carillon
辰巳丘高校の校舎の塔にはオランダ製の大小12個の鐘が取り付けられており、コンピュータ制御でメロディを奏でます。毎日4回(8時、12時、15時、17時)、季節の曲を響かせて生徒と地域の方々に愛されています。カリヨンは辰巳丘のシンボルの1つです。
メロディー
8:00 この道
12:00 さくらさくら(3月~5月)
われは海の子(6月~8月)
椰子の実(9月)
里の秋(10月~11月)
冬げしき(12月~2月)
15:00 荒城の月(3月~5月)
浜辺の歌(6月~8月)
赤とんぼ(9月~11月)
聖夜(12月)
おぼろ月夜(1月~2月)
17:00 家路
歴史
昭和61年2月17日に初稼働し、雪の残る辰巳の丘に鐘の音が鳴り響いた。プログラムされた時間ごとに演奏される曲目は、草創期の和久田校長・中田教頭によって小・中学校唱歌から12曲が選定された。カリヨンはオランダから取り寄せたもので、塔の内部には、12個の鐘があり、直径が33㎝から20㎝、重さが28㎏から11㎏に分かれており、それぞれの鐘に備えつけの打棒が作動することにより、曲が奏でられる仕組みになっている。設置時には、風雪を経て3~4年後によい音をだすようになると言われていたが、辰巳丘の歴史とともに長い時をかさねた今も、カリヨンは美しい音色を響かせ続けている。(『創立10周年記念誌より』)