2013年8月の記事一覧
総会挨拶要旨
8月9日(金)に開催されました総会に参加された皆さん、たいへん暑い中ご苦労様でした。
ご来賓挨拶および開・閉会挨拶の要旨をまとめましたので、ご覧ください。
●開会挨拶 (工業部会長 石川県立工業高等学校長 山田勝裕)
・工業教育については、スペシャリストの育成、地元の産業を担う担い手の育成、心豊かな工業人・職業人の育成が求められている。
・工業高校の教育は社会や産業界の動向に敏感に反応していく教育であり、われわれも常にこれを追いかけ、また先取りしていくことが必要である。
●来賓挨拶 (石川県教育委員会学校指導課課長補佐 平木外二 様)
・平成28年度全国産業教育フェアを石川県に誘致することになった。開催が決定すれば、10万人を超える来場者が見込まれ、合わせて全国高等学校ロボット競技会の開催も見込まれ、工業部会の皆さんにも是非ともご協力をお願いしたい。
・今年度の入学者から新学習指導要領が全面実施され、これに沿った指導が実施されていると思います。既存の学習事項を活用した思考力・表現力を育むことを重視し、先生方にも尽力していただきたい。
・製造業は中小企業にこそ活路を見いだせる。今後工業高校卒にはクリエーターとしての力、あるいは創造力がますます求められる。
・工業高校の目指すべき人づくりとは単なる機械オペレーターを育て上げるのではなく、既存の手法を組み合わせるなどして、創造的な発想をもった人づくりが必要である。
●閉会挨拶 (工業部会副会長 石川県立大聖寺実業高等学校長 佐藤文夫)
・企業が生徒に求めていることは、すなわち我々教職員が求められていることである。
・情報と外国語の二つが知識基盤社会のキーワードである。日々進化していく技術について我々は絶えず研鑽していかなければならない。
・工業高校の卒業生はその8割が学科の関連の業種に就職している。工業を生業にして生きていこうとしている者がこれだけいるということを我々は忘れてはならない。
・運動部と同じように、競技会やコンテストにおいて全国で勝つためには地元に強豪校がなければならない。学校間の垣根をこえてこうしたノウハウを共有し、チーム石川として全体のレベルアップを目指してほしい。それを平成28年度全国産業教育フェアの誘致がなったときに活かしていってほしい。
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