日々のできごと

輪島市大水害のお話を聞く

輪島市は昭和30年代に3度の大きな水害を経験しています。4年生の社会科「自然災害から命を守る」の学習で、本校の校長でもあられた田上博幸先生をゲストティーチャーにお招きして、その当時の体験を聞かせていただきました。

2階の床ぎりぎりまで泥水が上がってきて、隣の方の背中におぶってもらって屋根伝いに避難したことや、炊き出しのおにぎりや水をもらいに並んだこと、あとかたづけでお母さんが本当に苦労したことなど、たくさんのお話を聞かせてくださいました。

ふれあい健康センターの時計台に当時の水害水位の表示があることも教えていただきました。

お話のあと、質問にも答えていただきました。近年、災害と言えば地震のことが頭に浮かびますが、かつては橋が流されるほどの大きな水害があったことを知って、ふだんから災害に備えておくことの大切さを学びました。