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令和4年度

6年生 八田町の棚田見学

6年生は総合的な学習の時間に「朝日地区の環境を守るために 今私たちにできること」をテーマに学習を行っています。1学期はツバメ調査や田んぼの生き物調査から,朝日地区の多様な生き物を守っていきたいという思いを持ちました。2学期は秋の生き物調査も行い,朝日地区の多様な生き物を守っていくために田んぼが欠かせない存在だということに気付きました。

そこで,11月21日(月)に,能登石井農園代表の石井さんや八田町の皆さんにご協力いただき,八田町の棚田の見学に行きました。https://www.youtube.com/watch?v=KTxrB919KKM

バスが通れるギリギリの細いくねくねした山道を進み,小さな橋を渡っていくと・・・そこにはきれいな棚田が広がっていました。

棚田を実際に歩いて案内してもらいました。田んぼの周りには電気柵。その周りにある掘り起こされたような跡。耕作放棄地に植えられた木々で日陰になった田んぼ。田んぼにきれいな水がいき渡るように張り巡らされた水路。段々ときれいに並ぶ棚田。そしてそこから見える七尾の景色。

体験でしか感じられないことがありました。

その後,学校に来ていただき,石井さんに質問タイム。

「田んぼを守るためにどんな活動をしているか」「農家の一日の過ごし方」「外来種対策はどうしているか」「コロナの影響はあるのか」など,時間いっぱいまで質問は途切れることなく続き,石井さんはその一つ一つに丁寧に答えてくださいました。

実際にお話を聞かせていただくことで,より深く知ったり,深く考えるきっかけをもらったりすることができました。

この体験を通して,6年生は「朝日地区の多様な生き物を守っていくために大切な田んぼ。その田んぼを守っていくにはどうしたらよいのか。」という課題をもち,みんなで考えています。

この記事を読んだ方々も,ぜひ考えてみてください。

ノート・レポート中日新聞さんにも記事が掲載されました→https://www.chunichi.co.jp/article/592282?rct=k_ishikawa