昨年に引き続きオープンスクールを開催!
梅雨入りが間近に感じられる中、今年度のオープンスクール(大学生対象)は第10期学生クラス標準コース11日目の実施(6月10日)に合わせて開催されました。
当日は、県内外から35名の大学生の参加があり、開講式では、才鴈塾頭が「いしかわ師範塾出身者は、新卒・新規採用者として教壇に立ち活躍している。これは、師範塾で身に付けた力が採用試験はもとより、教員になってからも大いに生かされているからだと思っている。今日のセミナーを通してきめ細かで丁寧に模擬授業や教育実践課題の指導が行われていることなど、いしかわ師範塾の取組を理解 し、多くの方が入塾されることを期待する。」と挨拶しました。
その後、指導員による「授業づくりの基礎・基本」の講義を体験しました。この講義では、ロールプレイ形式の演習をとおして表情や目線、話し方、受容の姿勢など授業をする上で特に気を付けるべきことについて学びました。
続いて、各班に分かれ第10期生の模擬授業を参観しました。参加者は塾生の授業の様子や、指導員が助言する内容を熱心に参観する姿が見られました。最後に「いしかわ師範塾DVD」を視聴し、師範塾の取組について学びました。
その後の質疑応答では「標準コースと短期コースの違いは?」、「大学での模擬授業とは違っているように見えたが、どのような工夫をされているのか?」、「学校実習の期間はどのように決めているのか?」、「石川県を受験するか他県を受験するか迷っているが、入塾を受け入れてもらえるのか?」などの質問が相次ぎ、参加者の関心の高さを窺うことができました。
また、参加者のアンケートからは、「一つ一つの講義が心にグッとくるものばかりだった。」、「模擬授業での塾生どうしの意見交換が印象に残った。その後、指導員から詳しく指導してもらえることがためになると思った。」、「先輩の授業力に圧倒された。自分も先輩のように、キラキラ姿になりたい、なれるんだ!という気持ちが湧いた。」、「教職は教育の専門家であることを改めて実感し、尊敬できる職業だと思った。」 などの声が寄せられました。
開講の挨拶(才鴈塾頭) | 体験講座 「授業づくりの基礎・基本」 |
模擬授業参観の様子 |
なお、この日は、山内隆之氏(金沢学院大学教育学部教育学科教職センター副センター長)、森慶惠氏(金沢大学人間社会学域学校教育系准教授)、島倉晴信氏(金沢星稜大学就職支援センター特任准教授)が訪問されるなど、視察が相次ぐ一日となりました。
高校生対象のオープンスクールは「いしかわ教育ウイーク」中の11月4日(土)に開催する予定です。