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いしかわ師範塾設立10周年記念式典 ~更なる飛躍をめざして~

 いしかわ師範塾が設立10周年を迎えたことを祝う記念式典・教育実践発表を7月10日(土)、ホテル金沢で行いました。オープニングセレモニーでは、乗富政雄氏(師範塾指導員)、乗富晴子氏(県立鶴来高校教諭)がマスエ作曲「タイスの瞑想曲」、エルガー作曲「愛の挨拶」を披露しました。

 式の冒頭、安倍晋三元首相の死を悼み出席者全員で黙祷をささげました。続いて挨拶に立った新村塾頭は、「教育の情報化やグローバル化、SDGsといった新しい動向をも見据え、講座内容の充実に努めるなど、本県教育の発展に寄与してまいりたい。変化の時代にあればこそ、教育は人なりという言葉に思いをいたすとともに、設立10周年を機に指導員一同心新たに塾生の指導に取り組んでまいりたい。」と決意を述べました。

 来賓としてお招きした馳知事からは、「近年になって全国でも、いしかわ師範塾と同様な取組が展開されるようになったが、そのモデルは石川方式であると思っている。初任者であっても教科指導はもとより保護者への対応などの実践力の育成が求められており、師範塾の役割は大きなものがある。次の10周年に向けてより一層の指導をお願いしたい。」と期待の言葉をいただきました。
 また、石田県議会議長からは、「これまで多くの塾生が即戦力として学校現場で活躍していると伺っており、大変心強く思っている。今後ともベテラン指導員のきめ細かな指導の下、塾生が互いに切磋琢磨し、指導力を備えた人材を育成されることをお願いしたい。」とエールをいただきました。

新村 塾頭 馳 県知事 石田 県議会議長

 続いて長年にわたり師範塾の指導員として本県の教育に尽力された47名の代表者に指導功労者表彰状が授与され、受賞者を代表して笠間指導員は「師範塾に関わることができたことを誇りに思う。今後も指導員として研鑽を積み、塾生の教育に対する熱い思いに応え、石川の教育力の向上に寄与してまいりたい。」と謝辞を述べました。

知事表彰を受ける
山下指導員
教育長表彰を受ける
小石指導員
表彰者を代表して謝辞を述べる
笠間指導員

 式典の最後には、設立10周年を機に制作した「いしかわ師範塾紹介動画」を披露しました。なお、この紹介動画を全国200あまりの大学に送付し、師範塾の取組を紹介、塾生の確保に努めることとしています。

(報告:中本)