第13期学生クラス標準コース5日目 教育実践課題の理解1 Let’s try “考え議論する道徳!"(中高)
12月13日(土)に、第13期学生クラス標準コース5日目の中高の講座では、穴水町立穴水中学校 中越 令教頭先生を講師としてお招きし、Let’s try “考え議論する道徳!” の講義を実施しました。道徳教育は、学習指導要領総則に「学校の教育活動全体を通じて行う」ものとされ、学校教育の中で、重要な位置づけがされています。本講座では、中越先生から、道徳教育の目標や指導方法などについて、講義や模擬授業を通してわかりやすくご指導いただきました。
<塾生の感想>
- 道徳の授業づくりにおいては、先生が生徒に身につけさせたい力をどれだけ意識して行うかが大事だと学びました。授業内だけではなく、日常生活においても褒めたり認めたりすることが道徳的価値を身につけるために重要なことだと感じました。
- 実際に道徳の授業を受けているような講座で、教科書の場面を動いてやってみるなど、授業に取り入れたいと思う活動が多くあって参考になった。どこでどの価値を学ばせるかは、授業全体だけでなく授業中の細かいところでも意識して発問しなければならないので、そのお手本のようなものを見せていただけたのが良い経験になった。
- 道徳教育の在り方について学んだ。私は今まで道徳教育をする上で何をすれば良いのかを全く理解できていなかったのだと再認識させられた。人間の弱みに気づかせる、生徒の数だけ答えがある、言葉や行動をつかんで心を問う、という言葉が印象に残った。
- 道徳の授業での意識するポイントについて学んだ。生徒から見れば、道徳は答えがなく発言の機会が多いのが嫌だという意見が多いと思うが、むしろ答えがなく全部の意見が答えだよと教えてあげることで道徳に向き合うことができ、道徳が科目となった意味があるのかなと思った。
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中高道徳 講師 穴水町立穴水中学校 中越 令 教頭 |
「草取り」の場面のロールプレイ |