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小学校で「選択教科別模擬授業―国語・外国語(英語)・道徳―」に挑戦!

3月8日、学生クラス標準コース(第8日)が開催されました。

学校現場では教科担任制が導入され、専門性を有した教員の育成と授業の質の向上が求められています。     

いしかわ師範塾では一昨年より、国語、外国語(英語)、道徳の3教科から受講生の希望を反映した「選択教科別模擬授業」を実施しています。3年目となる今年度の模擬授業の様子を報告します。

「国語」の模擬授業を行う受講生

 4年生「ごんぎつね」の物語教材に挑戦しました。受講生は、国語の難しさを感じる一方、教科が違ってもこれまでの模擬授業と同様に教師と児童との関わりを大切にしようと一生懸命に授業を進めていました。

[受講生の感想]
 国語は他の教科より、言葉を大切にする教科だと感じた。挿絵の出し方一つとっても、工夫しだいで子供たちの気持ちを引きつけることができると思った。

「英語」の模擬授業を行う受講生

 5年生初めの単元に挑戦しました。受講生は、スマイル・アイコンタクト・クリアボイス・ジェスチャー等学習者のモデルとなるよう意識し、模擬授業をしていました。

[受講生の感想]
 英語を使って授業を進めたいという気持ちがあるが、上手く表現できないという悩みもあったので、とても模擬授業が難しかった。自分の得意な身振り手振りを生かし、必要な英語力を身に付けて、余裕のある授業をめざしたい。

「道徳」の模擬授業を行う受講生

 受講生は、柔和で明るい表情で、肯定的に受け入れる聞き方を意識していました。教材文の範読前にその内容について写真やキーワードで示すことで、ねらいとする道徳的価値へと焦点化しようとしている様子が見られました。

[受講生の感想]
 道徳では特に子供たちの考えをしっかりと受容する姿勢が必要だとわかった。子供への声掛けや、興味を持たせる発問の仕方を道徳の視点からも学ぶことができた。