どっちのキャベツを買う? 5年生家庭科
今日の調理実習はゆで野菜サラダ作りでした。
それぞれの班が話し合い、3つの食材を組み合わせてオリジナルサラダを作ります。
作る前に、今日は2種類のキャベツを子どもたちに見せて、問いかけました。
「みんなならどっちのキャベツを買いたい?」
Aのキャベツは葉っぱもみずみずしくきれいなキャベツです。
Bのキャベツは、青虫さんが食べてしまってそこらじゅう穴ぼこ。
「青虫のフンがついてるしいやだからきれいな方を買う!」
「見た目も穴だらけだからいやだ~!」
「青虫が食べるくらいおいしいってことじゃない?」
「農薬が使われてないから体にいいかも・・・」
さらに、Aのキャベツ隣町の人が作ったキャベツなことを伝えると、子どもたちはさらに考えます。
食の安全や選択についても考える調理実習のスタートでした。
調理実習では、どの班も手際がよくなり、協力したり役割を分担する姿が多く見られるようになってきました。
「お母さんの顔みたいに盛りつけたよ!」と盛りつけを一工夫している子も。
家でも作ってみたい!という子が沢山いました。
さて、実際にBのキャベツにいた青虫さんはというと、3年生の理科の勉強で活躍することになりました。
プレゼントされた3年生は大喜びでしたよ。
(サラダに使わなかったキャベツの周りの葉っぱも、ごみにならずおいしいエサに変身したのでした。)