つま先そろうと心もそろう ~6年生から言葉の贈り物~
「つま先とん」
瑞穂の子なら誰でも知っている言葉です。
玄関先のくつをつま先までそろえ,
玄関から気持ちのよい雰囲気を作り出しているのです。
大事にしてきたことなのに,2学期のはじめ,
うっかり忘れている瑞穂っ子が何人も・・・。
そこで,気づいた5年生の女の子達が,全学年の下足箱を
進んで直しているではありませんか。
おかげで,下足箱が大変きれいになりました。
翌日,6年生から育ちあいジャーナルが届きました。
「誰も見ていないのに,5年生が全校のつま先を直していてすごいな」
「5年生が4月から成長してきたなと思う」
6年生は,よく見ています。よく見ているからこそ,言葉に力があります。
5年生は,6年生にほめられることが,嬉しくてたまらないのでした。
子どもの言葉で積み重ね,異学年で育ちあうことが,集団の質を高めます。
育ちあう学校の雰囲気を作るのも,変えるのも,さらに良くするのも「子どもたち」です。
瑞穂小学校は,2学期もよく考え,進ん行動し,すなおに表現する子の育成を目指します。