瑞穂っ子ブログ

親から受け継がれる奇跡に感謝(5年理科)

3月7日(金)理科で,『生命のたんじょう』の学習をしました。
担当の松本教諭が授業の導入部分を,近江養護助教諭がヒトの母体内での成長について知識の部分を,担任の私が我が子の胎児の映像を紹介して,生命の誕生を待ち望む親としての思いを話しました。
約3億もの精子から 1つだけ卵子と出あうことを許されること,爪ほどもない受精卵が母体内で成長するプロセスを知った子どもたち。これまで学習した植物の受粉や動物の受精とは違うヒトの誕生の奇跡に,次第に「命」を自分ごととしてとらえはじめます。担任は,親が受け継いでくれた命を,次は自分が親として子どもへ受け継ぐこと,産まれてくる子どもに親として伝えたいことを,写真や映像をもとに話しました。そして,「あなたを産むとき,お家の方はどう思っていたのだろう」と問い,書いていただいた手紙を1人 1人に手渡しました。
 
手紙を何度も読み返す子,鼻をすすりながら伏せる子,大粒の涙を流す子,恥ずかしそうにすぐに手紙をしまう子・・・。お家の方と子どもたちにしか分からない,それぞれの場面がありました。
保護者の皆様には,急なお願いにも関わらず,手紙を書いて下さって,本当にありがとうございました。今後も,折に触れ,「命の大切さ」を子どもと一緒に考えていきます。