ふだん食べている食料の「なぜ?」(5年社会)
5年生社会科では,単元「わたしたちのくらしをささえる食料生産」で,お米づくり,水産業について学習を進めてきました。
お米が生きるうえで欠かせない主食であること,水産業に携わる人々のたゆまぬ努力,抱えている問題等について考えを深めることができました。
「ふだん食べている食料は,どこからくるの」の学習では,
「食料の学習を進めるか」という問いに対し,「野菜や肉も生きるうえで必要」「お米や魚みたいに調べてみたい」と目を輝かせていました。
そこで,様々なスーパーの広告を使って,自分たちがどんな野菜や肉,果物を口にしているのか,種類別にグループで調べました。
子ども達は,スーパーの広告に目を輝かせながらも,野菜や肉,果物の種類の多さにまず驚き,それらには必ず産地が記載されていることにも気づいていました。
日本地図を渡すと,産地である都道府県にどんどんシールを貼っていきました。
そしてグループ発表で共有。
その結果,いくつかの疑問がわいてきたようです。
産地により,偏りがあるのは「なぜ?」
産地ではないところは,どのように仕入れているのかという「なぜ?」
肉も米や魚と同じように輸入している現状に対する「なぜ?」
野菜だけは,輸入していないのかという「なぜ?」 等々
子どもの発想や素朴な疑問に,授業者の私も「なるほどなぁ~」と勉強になりました。
「なぜ?」を大切にしながら,食料について理解を深めていけたらいいですね。