ハッピーアドバイス集会
この日は日頃行っているブロックほっとタイムの2学年括りではなく、来年の瑞穂小学校を引っ張る5年生と4年生を対象にしたハッピーアドバイス集会でした。
テーマは「いじめ」です。まず、保健委員会の活動であるハッピーアドバイス(子供同士が悩みをうち明けそれに応える活動)についての報告がありました。今回は1~5年生の悩みに6年生が応える取組でした。保健委員からはアドバイスの内容や、かけてもらって安心した言葉が紹介されました。
その後、スクールカウンセラーの中野先生から実際にあったいじめについての事例を紹介してもらい、5,4年生混合の縦割りグループで自分がいじめる側・いじめられる側・まわりで見ている側のそれぞれの立場ならどうするかについて、思いを語り合いました。その後、全体に発表し、自分と違った意見にふれる機会を持ちました。中でも「自分はいじめられている友達を見て助けることができるか」の問いかけについて考える場面では、「もし、次に自分がいじめのターゲットになったらと考えるとこわくて勇気がでないかもしれない」や「そのままにしておいても、いつかは解決するのではないか」など本音を語り合い、様々な考えにふれる機会となりました。
次いで学校医の平場先生から、人の心を色にたとえ、色の混ぜ具合やその時々で、様々な色が存在するのと同じように、一人の人間の心もそのときによって何通りにも変化することが説明されました。今回の集会は「心の健康」をいじめの視点から考えることで、一人一人がこの難しい課題に真剣に向き合うよい機会となりました。