瑞穂っ子ブログ

2年生生活科「もっとおもしろく!みずほおもちゃランド⑨」

 19日(水)に,研究発表会と授業参観がありました。
 授業では,ミニおもちゃランドで見つけた改善点について,ワールドカフェ方式で交流をしました。以前に「お店屋さんかお客さんか分かりにくい!」という意見がありましたので,今回,お店屋さん役には,カフェのマスターっぽく,バンダナを首に巻いてみました。
さっそく交流が始まると,メモをもったお客さんがお店屋さんに質問やアドバイスをしています。
「『輪ゴムを遠くに飛ばせるようにすればよかった』とは,どうしてそう思ったのですか?」
「『2列にすればよかった』ってどういうこと?」
「距離を短くすれば,的に当たりやすくなるよ!」
お店役の子も,実物のおもちゃを持ちながら,自分たちの改善点について相手に分かりやすく伝わるよう説明していました。

 

 

ワールドカフェの後は,自分たちのグループに戻って,おみやげ(メモの内容)を共有します。そして,全体の場で自分たちのグループの改善点について,話しました。
「もっとおもちゃを頑丈につくればよかったです。わけは,的がすぐに倒れたからです。そして,賞品作りの方に時間をかけすぎていました・・。」
「説明をもっと分かりやすく書けばよかったです。わけは,難しくて,長くてだれも見ていなかったからです。」
「行列ができてしまったので,2列で並んでもらえばよかったです。」
というふうに,理由もつけて発表できました。
 授業を終えて,授業者としては「もっと子供の言葉をつなげて,深められれば・・・」と大きな反省が残りましたが,ある女の子の「2年生になって初めて生活科を好きになりました。」という振り返りの発表を聞いて,少し救われたような気がしました。












  次回は,今回の改善点をもとに,おもちゃをつくり直します(修理工場です)。これからも,子供と先生の「もっとおもしろく!」の追究が止むことはありません。
 ご参観していただいた保護者の皆様,先生方ありがとうございました。(つづく)