学校だより

長谷川等伯展

 毎年行われている「ふるさと学習」。今年も全校生徒で七尾美術館を訪れ、七尾出身の等伯の作品に直に触れてきました。今年の展示で目を引いたのは「牧場図屏風」でした。大きな画面の中にたくさんの馬と馬を追いかける武士が描かれていて、馬の模様が実際には存在しないような柄で面白い絵でした。また学芸員の方の丁寧な解説のおかげで、等伯の描く馬のたてがみがきっちりと真ん中で分けられているということがわかりました。作品を長い間熱心に見つめる生徒もいて、やはり本物の持つ力は絶大でした。このような機会を設けていただいた七尾美術館に深く感謝いたします。