河北台中学校のようす

2021年3月の記事一覧

第64回卒業証書授与式が挙行されました

 昨年に続き、規模縮小、時間短縮となりましたが無事に卒業証書授与式が挙行され、119名が本校を巣立っていきました。式では、校長先生から卒業生1人1人に3年間の努力の証と今後への期待を込めて、卒業証書が手渡されました。式辞では、学校行事で見られた卒業生の頑張った様子をいくつも挙げられ、「4月からの新ステージに向けて『熱意』『創意』『誠意』という3つの『意』を大切に」と、はなむけの言葉が送られました。金岩PTA会長からは「コロナ禍により『見えない学力』を伸ばす必要性を感じた、具体的には『人を大切にする力』『自分の考えを持つ力』『自分を表現する力』『チャレンジする力』の4つをを大切にしてほしい」との祝辞がありました。

 送辞を述べたのは、石田陽南太さんです。親身になって指導していただいた先輩が入学当初はとても大きく見えたこと、コロナ禍の中、物事を前向きに捉えて取り組む3年生の姿に憧れを抱いたこととなど、3年生と過ごした日々を感謝の気持ちで綴りました。

 新田紗也さんの答辞では、あっという間の3年間だったこと、コロナ禍からあたり前のことの大切さに気付かされたこと、休校期間には部活動や授業が無いことのあせりがあったこと、制約があったけれど再開後は学校へ行く嬉しさを感じたこと、生徒会長として行事を成功させた経験より、同級生、部活動の仲間や家族に支えられたことなど、15年間の感謝の気持ちを綴りました。

 式の最後は卒業生全員で「旅立ちの日に」を合唱しました。歌とともに3年間のいろいろな出来事が、頭に浮かんできたことと思います。ピアノ伴奏は桶谷涼水さんでした。

 3年生の皆さん、次のステージでの健闘を職員一同で願っています。

清水賞・さわやか賞受賞式、卒業生を送る会が行われました

 昨日までの公立高校入試を終えた3年生、卒業式を明日に控え、今日は清水賞・さわやか賞授賞式等卒業に向けてのセレモニーが続きました。3限目は清水賞善行賞・科学賞の授与式、後期さわやか賞の授賞式が行われました。清水賞は、旧高松町において学力がありながら家庭の経済的事情により、高校に進学できない中学生のために清水源太郎氏が多額の私財を提供し設立した清水育英会が、現在はかほく市内に範囲を広げ、最高学年の各学級より1名の善行賞、科学の分野でレベルの高い成果を収めた中学生に科学賞を贈っています。今年度は善行賞3名、科学賞1名の受賞がありました。

 善行賞 表 宙生(1組)、新田 紗也(2組)、内潟 凜(3組)

 科学賞 岡田 有司(3組)

 さわやか賞は、「さわやかカードに記載された経験があり、他の模範となる行動をした生徒に贈られるもの」です。毎日の積み重ねを全校生徒・職員で認めるものです。後期は29名に贈られました。受賞者は以下の通りです。

 1年生 1組 赤井 彩姫、喜多西 瑞葵、長谷川 美和

     2組 新田 峻士、能戸 梓沙、藤原 芽唯

     3組 北川 由奈、塩本 果恋、塚本 結衣

     4組 櫻井 悠二、新田 和奏

 2年生 1組 今井菜々子、道端陽菜乃、和田 眞美

     2組 木村 義人、佐藤 瑛太、松田風舞輝

     3組 表  瑠花、武内 美翔、山口  葵

 3年生 1組 網本 英二、江川 大智、松田龍乃輔、山口 莉乃、山田 心陽

     2組 内潟 美咲、南  良太

     3組 高田 智仁、竹谷 結愛

 【清水賞授賞式】

 【さわやか賞授賞式】

 4限目は、卒業式予行、目録贈呈式、卒業生を送る会が行われました。昨年、今年と卒業式に1・2年生の出席はありません。3年生の凛々しい姿を1・2年生に見てもらうことと、3年生に1・2年生が心の中、で感謝の気持ちを表す場として予行が行われました。予行の写真は掲載しません。卒業生の保護者におかれましては、お子様の晴れの姿をぜひ、目に焼き付けてください。目録贈呈式では、3年生から寄贈された「電子ピアノ」「ストーブ」の披露がありました。明日は会場受付横にて披露します。

 セレモニーの最後は、生徒会主催の「卒業生を送る会」でした。学校行事を中心に、1年生の時からの写真がスライドショーとしてスクリーンに映し出されました。また会の最後には2年生からの花束が贈られ、1・2年生の拍手に送られ退場しました。また、3年生にとって最後の給食になりました。門出を祝うメニューでした。

 

3年生から2年生へ お返しのメッセージです

 3階中央階段の上り口に3年生から1・2年生に向けてのメッセージが掲示されています。3階中央階段の上り口は、ちょうど1・2年生教室棟の中間にあるため、多くの1・2年生が、何度も先輩からのメッセージを読み返していました。メッセージには「僕らが卒業した後も河北台中学校を引っ張っていける存在になれるよう頑張ってください。」「1年生は、先輩になります。次の1年生の支えになってください。」「2年生はもうすぐ受験生。しっかり気を引き締めて勉強やテストに全力を尽くしてください」など下級生を激励するものや、「短い間でしたが、1年生も2年生も、たくさんの思い出を一緒につくってくれてありがとうございました。」のように感謝を表したもの、部活動の後輩に上位大会の出場を託したメッセージものも見られました。

 2年生のメッセージを掲載した欄にも記しましたが、このように気持ちが次代へつながっていく様子が感じられ優しい気持ちになります。1・2年生はしっかり受け継いでくれることと思います。3年生が今年度作った道を、1・2年生はさらに広げて、踏み固めてください。

速報 かほく市制施行記念継走大会の結果

中学校女子の部 優勝、中学校男子の部 2位

 本日、かほく市役所を発着点とする周回コースで行われた第17回かほく市制施行記念継走大会において、中学校女子の部 優勝、中学校男子の部 2位と好成績を挙げました。本校からは、男女陸上部の他、男子バドミントン部、野球部が参加しました。詳細な結果は、分かり次第この欄に掲載します。

 最終結果(上位のみ)

 〇 中学校男子の部 2位 陸上部A 43分27秒

 〇 中学校女子の部 優勝 陸上部  47分01秒 個人1位 今井 菜々子 11分04秒

2年生から3年生へ 心の贈り物です

 1週間後は、卒業式です。3年生が河北台中学校で過ごすのもあと1週間となりました。今日は、3年生の廊下に2年生から感謝の気持ちを綴ったメッセージカードが掲示されました。メッセージには「体育祭では大きな声を出し下級生を引っ張っていく姿が心に残っています」「3年生の皆さんが、いろいろな行事で河北台中の『顔』となり頑張っていました。自分も3年生になったら受け継ぎたい」「コロナでいろいろ事が中止になりましたが、できることを精一杯取り組んでいる様子が刺激になりました」「3年生のように優しく盛り上げることができるようになりたい」と感謝の気持ちや来年度の決意が書かれていました。

 この欄にも何度も書きましたが、行事等においていろいろな制限がある中で工夫し、一生懸命取り組んでいる様子が2年生に伝わっているようです。3年生の皆さんありがとうございました。2年生の3年生の後に続くという気持ちも素敵ですね。