自彊日新

ストコーマ(盲点)外し

 今朝は雨ふり。昨晩の皆既月食。とても楽しみにしていたのですが、結局月の影すら見えませんでした。残念。

 今日も一日いい日でありますように。

 本日、全国学力・学習状況調査です。数学と国語の調査、そして質問紙調査があります。3年生は、2日連続で大変でしょうが、最後までベストを尽くしてください。

 『PX2』では、「ストコーマ」と「ロックオン」「ロックアウト」という概念を学びます。まず「ロックオン」「ロックアウトとは何か。人間の脳は、何かを認識する際、周りの状況にとらわれず(ロックアウト)、そのものに焦点を当てます(ロックオン)。例えば、本を読むようなとき、周りの雑音をシャットアウト(ロックアウト)し、読書に集中したり(ロックオン)しますよね。「ロックオン」「ロックアウト」というのはこのようなことを言います。そして「ロックアウト」された部分が「ストコーマ(盲点)」となるのです。

 この「ストコーマ」には注意が必要です。世の中の常識や信念(思い込み)があると、常識や信念以外のものが見えなくなり、大きな夢や希望を描いたり、抱いたりしても「叶わない。」、「無理だ。」という思いによって、夢実現の方法が「ストコーマ」となって見えなくなってしまうのです。ですが、この「ストコーマ」の存在を理解し、逆に利用することによって夢や希望を叶えることができます。夢や希望に対して、「かなわない。」「無理だ。」と思ったとしても、「いやいや、これはストコーマ(盲点)でやり方が見えないだけだ。」と考えればいいのです。この『ストコーマ外し』が夢を叶えるためには大事なのです。

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同、ストコーマを外すところから顔晴ります。