自彊日新

水急にして月を流さず

 今朝は雨。空の一部に晴れ間はあります。雲も早い流れに乗って移動しています。

 今日も一日いい日でありますように。

 『水急不流月 (水急にして月を流さず)』

 激流である川の水に映る月、月はそんなことに関係なく、平然とその上に影を落としていることをいうそうです。

 激流、川の流れは大自然、この社会、いろいろなことに振り回される人の心を表しているのだそうです。どんな思いや激流にも動じない月というのは、私たちの本心、仏心を表している。

 私たちには日々訪れ沸き起こるいろいろな感情に振り回されて生きています。まずこのことに気付くこと。そしてこの感情から逃れることはできないのだから、それに振り回されずに、水面に映る月のごとく思いやり、まごころをもって生きていこうとする態度が大切だということだそうです。

 「水急にして月を流さず」

 このような生き方をしていきたいと思います。

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同太陽作戦で顔晴ります。

 〜『致知』12月号から引用させてもらいました。〜