自彊日新

NHK おはよう日本

 今朝は一転して白銀の世界へ。

 北陸の冬景色。だいたい15cmの積雪でしょうか。重く湿った雪です。これぐらいで負けるな片中生。寒さを吹き飛ばせ。

 今日も一日いい日でありますように。

 さあ、顔晴りましょう。

 今朝のNHKおはよう日本で、群馬県山本一太知事の取組み「高校生リバースメンター」で知事に提言した朝井葵さんの提言が取り上げられていました。朝井さんが提言したことは、LGBTQ問題の啓発・教育現場での対応についてです。

 彼女の提言の内容は、

 『からだは女子で男子の制服を着ている生徒は、どちらの校則が適応されるのか。』

 『自分が少数派である世界を想像したことがありますか。』

 『制服と髪型に関する男女の区別を撤廃して欲しい。』

 というものでした。

 参考(朝井さんの提言 日テレnewsの映像より2:12〜

 本校では3年前から自由服登校週間(今年度は自由服登校期間として3週間)を実施してきました。

R5 自由服登校期間.pdf

 この取組みは、校則、特に制服等のきまりについて再度見つめ直す機会として捉えており、性的マイノリティーについても十分検討してきました。今年は期間の途中で、生徒会と代議員会との意見交換の場を持ち、生徒たちの生の声を聴く機会を持ちました。その場では正しい制服の着用(ドレスコード)を再確認したいという声もあがっていました。今回その話を受けて、校則の解釈を変更したところは、女子の髪について、「肩にかかる長いものについては束ねる。」という決まりを「肩より伸ばす場合は束ねるについては 個人の判断 にゆだねる。」と変更しました。

 参考:片中生活だより(12月).pdf

 今朝の朝井さんの提言のニュースを見て思った事は、まだ学校現場では「校則の神話(ドグマ)」があり、教師自身が児童・生徒としてがんじがらめの校則の中で育ってきた環境によって出来上がった生徒指導観や型にはめる指導が主流なんだなと考えさせられました。勿論、教師側の気持ちも十分わかります。校則(マニュアル)があるから指導しやすい。校則を守る、ルールを守るという指導は必要だと思います。

 本校で取り組んでいるPBS(ポジティブな行動支援)は、良いことを褒めて伸ばしていくことで、いわゆる相応しくない行動を減らしていくと言うことなのですが、そこでの主体は児童・生徒です。この児童・生徒をいかに良い方向へ向かわせるか。それは教師側のアンコンシャス・バイアスを払拭するしかないと思っています。そのためにPBSは有効な方法であると信じています。

自主研究発表会のご案内(第2次案内)

加賀市立片山津中学校学校研究

「SWPBSを通した、生徒と教職員のQOLの向上」

〜生徒の学習意欲向上を目指して〜

自主研究発表2次案内.pdf

2月16日(金)です。もし興味があれば、どうぞご参加ください。

『顔晴ろう、のと。顔晴ろう、いしかわ。』

 今日も

『楽しく、一生懸命』

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同太陽作戦で顔晴ります。

 BE THE PLAYER

 「夢なき者に理想なし」

 「理想なき者に計画なし」

 「計画なき者に実行なし」

 「実行なき者に成功なし」

  故に

 『夢なき者に成功なし』