自彊日新

川西市教育委員会の方々がいらっしゃいました

 今朝は曇天。今にも雨が降りそうな空。気温もぐっと下がっています。だんだんと秋らしくなっていくようです。

 今日も一日いい日でありますように。

 さあ、顔晴りましょう。

 昨日は、兵庫県川西市より教育委員会の方4名が視察においでました。

本校の2年生のSTEAM教育の授業を見ていただきました。ありがとうございました。

 1学年時の総合的な学習の時間での探究活動を通して見つけた地域の課題や問題点、地域の産業や観光資源の有効利用について、今年度はSDGsの理念に絡め関連付けていく中で、同じ探究課題を問題点として捉えた者同士がグループを組んで学習を進めています。12月16日には、加賀市の中学校6校から選ばれたグループが一堂に会して発表・プレゼンテーション「kaga STEAM presentation」を行う予定でいます。これは昨年度に引き続き2回目となります。各校ともそれぞれの地域が抱える課題を、中学生目線で捉え、解決の糸口を見いだしていく方法をプレゼンテーションします。見ごたえ十分な会です。

 授業参観の前には川西市教委の方々と30分程懇談しました。本校のSTEAMの取組みやSWATON COMPANYのこと、自由服登校週間や学年担任制のことなどなど、いろいろとざっくばらんに話しました。

 その会話の中で、この5月関西方面へ修学旅行に行ったとき、偶然につけたテレビで兵庫県のある小学校が始めた「学年担任制」がニュースで取り上げられていました。そのことを話すと、「それは川西市です。」との返答。いやー驚きました。偶然とは怖いものですね。いいえ、これを「必然」というのかもしれません。私がニュースを見たときから、今日の訪問は決まっていたのかもしれませんね。川西市教育委員会では、様々な取組にチャレンジしているようです。HPではイエナプランの学校へ視察に行った記事もありました。

 加賀市教育委員会は今年度、市学校教育ビジョン「BE THE PLAYER」を策定しました。それを受け各学校が目指したい学校教育ビジョンを掲げ、具現化に向けて進めている所です。とここまではどこの市町でもやっていることですが、本市教委はともに歩んでいく「伴走者」として支援の立場をとってくれています。その伴走支援者として政策官やプロジェクトマネージャーが各学校に積極的に入ってくれています。そして何よりも、学校が教育ビジョンの具現化に必要だと思う取り組みについては「まずやってください。」と学校に委ねてくれています。これが学校経営を任された校長としてありがたいと、私は思っています。禅の言葉に

冷暖自知

があります。まさしくこれ!これです。何事もやってみなけれゃ分からないのですから。

 校長として職務を果たすことができるわずかな期間。今まで思いを熱くしてきたことをこの短い期間の中で実現したい。校長であったら誰もが思うこと。(そうあって欲しいですが。)私は思いっきりやらせていただいています。感謝。

という事で、今日も

『楽しく、一生懸命』

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同太陽作戦で顔晴ります。

  BE THE PLAYER

 「夢なき者に理想なし」

 「理想なき者に計画なし」

 「計画なき者に実行なし」

 「実行なき者に成功なし」

  故に

 『夢なき者に成功なし』