自彊日新

自転車

 今朝も冷え込んでます。凛とした空気の中、朝を迎えられました。

 今日も一日いい日でありますように。

 本校の生徒たちは殆どが自転車通学です。その登校の様子を観察していて気付いたことがあります。1,2年生の自転車はスムーズに「スーっと」私の前を通り過ぎていくのに対し、3年生の自転車はどこかぎこちない。「キコキコ」きしむ音が聞こえるもの。ハンドルが赤茶色に錆びているもの。泥はねに貼ったステッカーが色あせているもの。いろいろな自転車が目の前を通り過ぎていきます。自転車こそ疲れ果ててはいるものの、その自転車に乗っている3年生は生き生きと自転車をこいでいます。遅刻しそうな時間に通り過ぎる生徒も、元気な声であいさつし、朝からよくそんなスピードが出るなと感心するほどの速さで通り過ぎていきます。

 3年間、雨の日もカッパを着て通った通学路。風の日も斜め横に身体を向けて通った通学路。暑い日は日陰もなく汗を流しながら通った通学路。この冬は、頭の上をマガンの群れが通過する。用水路にはカルガモ。3年間よく顔晴りました。あと少し。

 あと少し、顔晴りましょう。そう、自転車にも感謝できるといいですね。

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同太陽作戦で顔晴ります。