自彊日新

コミュニティ

 今朝は晴れ。やっぱりお天道様のお顔を見ることができると、気持ちが晴れますね。

 今日も一日いい日でありますように。

 さあ、顔晴りましょう。

 昨日は「片山津の子どもを育てる会」に出席させてもらいました。この会は長い歴史のある会で、藤沢さんという方が、この片山津地区の子どもたちの健全育成を目指し、地域の方々、学校職員と共に一から手作りで立ち上げたものです。過去には校内暴力、たばこなどと生徒指導上大きな問題を抱えた時代と、温泉場特有の事情もあって、大変困難な状況が続いたころもありました。今は小中学校とも生徒指導上大きな問題もなく、落ち着いた状況にあります。これは、藤沢さんをはじめとするこの地域の方々のコミュニティのお陰であると感謝しています。

 その会で今回問題になったことは、「自転車通学」についてでした。中学生の自転車マナーが悪い。並進、右側通行、横断歩道の渡り方等いろいろご指摘をいただきました。

 つい先日、ニュース報道等で、東京都の自転車の取り締まりについて取り上げられていることを目にしました。東京都では、「交通ルールを守らない自転車利用者が関与する交通事故が増加していることや、危険な走行に対して取締りを望む声が高まっていることから、重大交通事故に直結する信号無視、一時不停止、右側通行及び歩道の通行方法などの交通違反に重点を置いた指導警告及び取締りを実施している。」特に重大な事故につながりかねない信号無視一時不停止などの悪質な違反については、これまで罰則を伴わない「警告」にとどめていたケースでも刑事罰の対象となる交通切符、いわゆる「赤切符」を交付して検挙するなど、10月31日から対策の強化を始めたそうです。

 自転車は軽車両ですが、運転の仕方、マナーを守らねば人を傷つける、または死に至らしめる凶器にもなります。片山津交番の水口署長さんの話によると、運転免許のない自転車については、本人確認ができるものがなく、逃走の恐れもあることから、赤切符、検挙に至る場合があるとのことです。また、水口署長さんからは、「自転車で横断歩道を渡る場合、いったん車両から降りて渡らなければならない。」という指摘も受けました。

 私たちそして生徒たちの周りには、このように温かく見守ってくれている地域の方々が沢山います。その方々のお陰でこの地域で安全・安心に暮らしていけるのだと思います。

 地域の方々と大切に育ててくれている保護者の方々の気持ちをありがたくいただきながら、生徒たちは元気よく、健康で健やかに生かされているのだと思います。生徒たちには、今一度、自分を守る。そして他の人たちを守るという立ち位置に自分の身を置いて考えられるよう、私たち教職員は努めねばならないと思いました。

 昨日の会では、厳しいご指摘も受けましたが、この言葉を真摯に受け止めていきたいと思っています。

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同太陽作戦で顔晴ります。

 

  「夢なき者に理想なし」

 「理想なき者に計画なし」

 「計画なき者に実行なし」

 「実行なき者に成功なし」

  故に

『夢なき者に成功なし』