自彊日新

指導者

 今朝は日差しも和らいで、さわやかな一日のスタート。週末です。卓球部は明日、明後日と加賀地区大会。しっかりと戦ってきて欲しいと思います。

 今日も一日いい日でありますように。

 さあ、顔晴りましょう。

 恩師のSNSからの話を基に。

 日本代表やオリンピック選手、それぞれが活躍して得られたメダル。ほとんどの選手たちは個人の弛まぬ努力と、それをサポートしてくれたコーチ、スタッフのお陰で得られた勲章です。よく記念写真の場面で、選手がコーチの首にメダルをかけているシーンを見かけます。こんなシーンを見ると、コーチ冥利に尽きるなあと、感動してしまう自分もいるのですが、さて、その「メダルはいったい誰のもの?」

 弛まぬ努力をしてメダルを得たのは選手です。コーチはその可能性や能力を引き出しただけ。選手たちは血のにじむような、途中投げ出したい気持ちにもなったでしょう。でも、くじけずつらい練習を乗り越えてきた。その結果、得られたメダルです。

 コーチはその手助けをしただけ、コーチの手柄ではありません。「勝たせてやった。」なんてもってのほかです。コーチ、指導者は、

 「まず人を渡せ。(自未得度先度他)」

 逆に、負けてしまったときは、コーチ、指導者の責任。敗因は何?。練習内容なのか、それとも采配?どこが原因なのかしっかりと究明し、次の練習に生かすこと。選手たちを勝利に導く、選手の能力を引き出すことが仕事。

 勝てば選手の手柄。大いにほめてあげましょう。一緒に喜びましょう。

 負ければ指導者の責任。悔し涙を流している子、言い訳をしている子、無反応の子、などいろいろ。そのような反応を見ながら、これまでの練習の意図や目的を振り返りましょう。

 勝っても負けても、選手たちの心にしっかりと何かが残るようにしてあげたいものです。

 明日からの大会。結果が出たときに、指導者としての姿勢を今一度、見つめ直してみませんか。

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同太陽作戦で顔晴ります。

 さて、今日も始まります。