自彊日新

来週は「自由服登校週間」です

 今朝はあられ交じりの雨からのスタート。本格的な冬の始まりです。

 今日も一日いい日でありますように。

 さあ、顔晴りましょう。

 来週月曜日から一週間、『自由服登校週間』が始まります。今年で2回目の開催となります。さて、この自由服登校週間は、

①校則(服装)について自ら考える機会。
②生徒と保護者も参画する。
③暑さ・寒さへの対応や、洗濯のしやすさ等、健康面・衛生面での課題への対応。
④多様性についての理解や配慮。

 が目的です。さらに生活委員長からは、

『学校生活送る上でどのような服装がふさわしいか自分で考え、選択できるようにし、校則について自分たちで考えるきっかけとなることを期待しています。』

 と全校集会で説明がありました。

 本校では、昨年の実施を受けて、今年度から衣替えを廃止しました。1年を通して生徒自らが気候や行事などで服装を選んでいます。そして、儀式的な行事については、「ドレスコード」という言葉を使って制服を着用する習慣がついています。

 生徒たちが社会に出たとき、社会人として服装はとても大事です。ON・OFFで、更にTPOに応じて服装を変えねばなりません。自ら考えて服装を整える。その習慣が必ず将来役立つはずです。

 校則も然り、今までは教師側の管理、いわば教師目線からの校則が定められていました。それが今、「ブラック校則」として多く取り上げられています。大切な生徒を預かっている以上、学校として管理は大切です。しかしながら、旧態依然とした何も手を付けられていない校則では、今の生徒を取り巻く状況を考えると、ちょっと疑問点が残る部分がないでしょうか。そこを生徒目線、保護者目線で見つめ直しながら、三者の合意形成を図っていきたいと考えています。そのきっかけが本校の『自由服登校週間』なのです。この後、今年も生徒とPTA役員の意見交換会を計画中です。

 どのような『自由服登校週間』になるのかとてもワクワクします。保護者の皆様、ぜひ親子でいろいろと話してください。また、お子さんの相談相手になってください。服装に限らず、中学校生活や部活動、進路についてなど、これをきっかけに親子の会話が広がることを願っています。

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同太陽作戦で顔晴ります。

 12月の言葉

 『俯仰(ふぎょう)天地に愧(は)じず』 孟子

「良心に顧みて、やましい所がなかったならば、天地に対して少しも愧じるところがないこと」の意

 白山本宮 白山比咩神社

 

 「夢なき者に理想なし」

 「理想なき者に計画なし」

 「計画なき者に実行なし」

 「実行なき者に成功なし」

  故に

 『夢なき者に成功なし』