自彊日新

こいのぼり

 今朝は暑いです。日差しも強いし、気温も高い。熱中症には十分気を付けて過ごしてください。

 今日も一日いい日でありますように。

 本校は昨年度「自由服登校週間」を実施し、制服や校則について、生徒会が中心となって議論を重ねてくれました。

 今年度はその流れをくんで、年2回の「衣替え」を廃止しました。生徒たちがその日の気候などの状況に合わせて制服(夏服を含む)、体操服のいづれかを選択します。ただし、儀式的行事や集会、学校にたくさんの来客がある場合は、制服を着ることになっています。この「片中ドレスコード」はしっかり守ることが条件です。これは、生活委員会が中心となってルールを決めてくれました。このようにメリハリをつけて学校生活を送ることにしています。

 また本校には、毎日スーツ等をチョークで真っ白にして授業に励んでくれている教職員が沢山います。また、学校現場は予想もしない状況が突発的に起こることもあり、教職員はその最前線で対応しなければなりません。当然教職員の衣服は汚れ、その洗濯もとても大変です。なので、教職員もTPOに合わせて服装を選択してもらって構わないようにしました。ただし、私たちにも生徒と同様に「片中ドレスコード」は存在し、それを守ることにしています。

 生徒、そして教職員共に服装についてしっかりと考えて学校生活を送ること、そのためにはまず教職員がメリハリをつけて、TPOに合わせた服装、「片中ドレスコード」を遵守することが大切だと思っています。

 生徒たちがこれから社会に出たとき、人に言われたから「守らねばならない」ではなく、自分で考え、判断して「守る」ことが大切になってきます。情報をキャッチし、自らが置かれた状況を捉え、正解を導き出す判断力が重要になってきます。そのようなことを学ぶ機会となる事を願って、生たちに託しています。

 こいのぼりの季節。悠々と泳ぐこのコイのように、世の中という幾つもの波を乗り越えて、大きく育っていってください。顔晴れ。

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同顔晴ります。