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長老型マネジメント

 今朝は太陽の光ものぞいて、割と穏やかなスタートを迎えています。週末にかけて大雪の予報が。十分気を付けてください。

 今日も一日いい日でありますように。

 さあ、顔晴りましょう。

 天外伺朗(てんげしろう)氏の書籍『マネジメント革命』(講談社)は考えることがあるときに、時折開いて読み返すことがあります。経営学の本で、副題に『「燃える集団」を実現する「長老型」のススメ』とあるのですが、「燃える集団」という言葉が引っ掛かってこの著書を購入しました。

 天外伺朗はペンネームで本名は土井利忠と言います。土井さんはソニー株式会社でCDの開発やロボット犬「AIBO」を開発してきた方で、その開発過程の中で、「燃える集団」という特殊な現象に気付いたそうです。そのことは今回詳しくは触れませんが、著書の中で氏は組織集団をマネジメントする上で大切なこととして「長老型マネジメント」を唱えています。これに相反するのが「管理型マネジメント」だそうです。それぞれの定義は、

「管理型マネジメント」

〇マネジメントの指導の下チームは目標達成の努力をする。

〇目標は上から降ろし、マネジメント・チームで共有する。

〇指示・命令は細かくする。

〇権力でおさめる。

〇目標の達成を目指す。・・・

「長老型マネジメント」

〇チームが自律的に目標に向かって一丸となって燃える。

〇目標は上から降ろさず、マネジメント・チーム間で共有する。

〇指示・命令はあまりしない。

〇徳でおさめる。

〇人を育てることを目指す。・・・

 校長として学校組織をどうマネジメントすべきかと考えたときに、ちょうどこの著書に出会い、いろいろ試行錯誤しながら現在に至っています。私が理想とする最高のチームは「燃える集団」であり、これを目指したいと考えているのですが。さて、実際はこの4年間どうだったかを振り返ることが必要だと思っています。本HPの夢(ことば)のコーナーにもあるように、「本当に面白いと思うアイデアが思いついたら上司に内緒でやれ。」もこの著書に書かれている言葉です。

 他に「指導者は知っているが、長老は学ぶ。」という言葉も出てきます。そして、一番納得し、なるほどと思った言葉は、

 です。私は、校長として常に視野を広くし、全体を見渡して物事の真理を把握し、組織をマネジメントするためにはこうあらねばならないのだろうなあと思っています。

という事で、今日も

『楽しく、一生懸命』

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同太陽作戦で顔晴ります。

 BE THE PLAYER

 「夢なき者に理想なし」

 「理想なき者に計画なし」

 「計画なき者に実行なし」

 「実行なき者に成功なし」

  故に

 『夢なき者に成功なし』