自彊日新

11.5 駅伝大会

 今朝はさわやかな晴れ間。ただ、西の空には黒い雲があります。ひと雨来るのでしょうか。風は冷たいです。

 今日も一日いい日でありますように。

 さあ、顔晴りましょう。

 11月5日(土)に開催された加賀市中学校秋季新人体育大会駅伝大会では、本校の男子が優勝しました。記録は37分08秒2位との差は51秒。ダントツで1位でした。4人は個人記録でも全員6位以内の入賞を果たしています。

1走 赤尾君 9分15秒(個人4位)

2走 東出君 9分24秒(個人6位)

3走 伊原君 9分24秒(個人6位)

4走 林君  9分05秒(個人2位)

 女子の選手たちも健闘し、10チームのエントリー中6位。よく頑張りました。女子選手は2年生が2名。1年生が4名エントリーしました。女子は来年絶対期待できます。

 本校は陸上部がありませんので、体育授業での長距離の取組みで、長距離が得意な生徒の中から希望者を募り選手団を編成しています。社会教育活動のサッカー、本校部活動のバレーボール部、ソフトテニス部、野球部に所属する生徒の混成軍団です。これがいいんですよ。  

 誰もがあまり得意でなく、どちらかというと敬遠されがちな長距離の授業で、どれだけモチベーションをあげられるか、また、体力アップ1校1プランとして通年で取り組んでいる3分間走(シャトルラン)。これは本校生徒の新体力テストの結果から、生徒たちの弱い部分である「持久力」、嫌なことから逃げない力をつけるための「忍耐力」、スキャモンの発育曲線が示している中学生期では持久的(心肺)能力を伸ばす最適時期であるということから取り組んでいます。この日頃からの体育授業の取組みの成果でもあります。 

 現代の生徒の傾向として「忍耐力」「粘り強さ」「真面目に物事に取り組む姿」から逃げがちな傾向が見られます。これは今に始まったことではありませんが、殊に最近の生徒たちはあきらめが早い。この部分をいかに補っていくかが大切です。

 今回は好成績を収めることができましたが、いつもこうとは限りません。時には惨めな結果に終わることがあったとしても、例えドンケツになったとしても、本校の駅伝の火を、魂を絶やさないようにしていきたいと思います。

 選手の皆さん。ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。

 大会前日に予定していた全校集会が開催できず、校内放送での選手紹介がありました。選手の一言一言に教室から「がんばれー」「ウォー」という声援が聴こえていました。「温かい人間関係作り」もこんなところに生かされているようです。

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同太陽作戦で顔晴ります。

 

 「夢なき者に理想なし」

 「理想なき者に計画なし」

 「計画なき者に実行なし」

 「実行なき者に成功なし」

  故に

『夢なき者に成功なし』