あの日を忘れない・・・

１４年前の３月１１日東日本大震災…私は６年生担任で、子ども達と卒業に向けていろいろ準備をしていたことを思い出します。

私事になりますが…小学校５年生の時に福島県からおうちの人の仕事の都合で転校してきた子と仲良くなり、一緒に過ごしたのはたった２年間でしたが、大人になっても交流が続いていました。その彼女から「助けて！」と連絡がきたことを今でも鮮明に覚えています。

彼女の家族は津波の被害はなかったのですが、放射能が怖いので娘２人だけでも預かってもらえないか…と連絡がきました。もう一人仲の良い子と一緒に、とにかくみんなで石川に避難しておいで！と伝えました。福島から軽自動車で石川まで…１０日間私の家で避難生活…友達の家で３日間…当時の職場の先生方や友達が本当にいろいろ支援してくれたこと…別れる時には自動車の中はお米・水・食料などでいっぱいに…ありがとうと何度もつぶやく彼女たちを涙ながらに見送ったこと…

１４時４６分　教頭先生の放送を聞きながら涙が溢れました。まだまだ復興なかば…実家が能登で被災していることも重なり…１日もはやい復興を願っています…。