東っ子ニュース

7月3日(水) 着衣泳(2・4年生)

「あわてずに、浮いて 待つ」

2年生と4年生が 加賀市消防署の皆さんのご指導で「着衣泳」を体験しました。

「着衣泳」は、衣服を着たまま上手に泳ぐことが目的ではありません。万が一にそなえて、「無駄な動きをせずに(体力を消耗せずに)できるだけ浮いて 救助を待つ」ことで 自分で身を守るための学習です。

まず、水を吸った衣服は重くなるので 手足が思うように動かないことを確認しました。でも、水を吸った衣服は浮きやすいことにも気づきました。

次は、衣服の浮力を生かして上向きに寝た姿勢で呼吸を確保しながら浮く「背浮き」の練習です。息をたっぷり吸い、力を抜けば自然に浮きます。はじめは不安そうな顔をしていた子ども達も、ペットボトル(浮き)を抱えて浮けるようになると、ペットボトルを手離して自力で浮くことにもチャレンジし始めました。

 

 

 最後に、水に落ちた人を見かけたら、声をかけながら手近にある浮きそうなもの(ペットボトル、ランドセル、空気を入れて膨らませたレジ袋等)を近くに投げ入れ、大声でまわりに救助を求めることも確認しました。自分自身が危険なので、決して無理をして飛び込まないようにします。

普段から水の事故にあわないように気をつけることはもちろんですが、もしもの場合に備えておくことも大切だとあらためて感じました。