日誌

げんきのもと

 2年生の道徳の授業に、水田丸で専業農家を営んでおられる下出さんがゲストティーチャーとして来てくださいました。道徳のお話は次のようなものです。

 ある日の給食に主人公が嫌いなブロッコリーが入ったシチューが出ます。主人公は小さな声で「いただきます」を言い、ため息をつきながらブロッコリーをよけて食べ始めました。そのあとブロッコリー農家の方が、自分の子どものように愛情をかけて育てていることを知った主人公は、心の中で「いただきます」をもう一度言って給食を食べ始めました。

 大なり小なり好き嫌いは誰にでもあるものでしょう。嫌いなものが出たときどう対処するのかは家庭や学校の教育と大きくかかわるものですね。

「嫌いなものを無理して食べなくても…。」

「嫌いなものの栄養は別で補えば…。」

「いやいや少しくらい食べる努力をするべきだ…。」

「作ってくれた人に失礼では…。」などなど。

 この話題で話し合ったら大人も結構熱い議論になるのではないでしょうか。