図書館

relax Vol.7 を行いました

3/24(日)の午後、ひらき司法書士事務所代表 開絵莉子さん(高校60回)を迎え、relax(「つながろう、話そう、……そして歩きだそう」)の第7回を行いました。

会の進行中、「弁護士と司法書士はどう違うのか?」という質問をした生徒がいましたが、高校生には聞き慣れない「司法書士」という世界(仕事)に触れた貴重な一時でした。

開さんが司法書士という仕事を考えるようになったのは、大学生の時。法律関係に興味があった開さんは、公務員を目指す人たちが多い中、所属していたサークルが行っていた法律相談やインターンシップを通してその思いを強めたそうです。

また、司法書士の試験に合格し、全国の研修会に参加した際、大学生から70歳代の人まで、年齢だけではなく、理系の人、四年制大学(学士)を出ていない人、企業を辞めて新たに歩みを進めた人等、さまざまな方がいたそうです。開さんの「試験に受かれば誰でもなれる」という言葉は、生徒にとって意外だったようです。

 

会では、六法を使って簡単な法律問題を解決するという演習を行いました。

 相談① テーマは「相続」

      ・被相続人とは? その子とは?

      ・相続分とは? → 相続人が誰かによって変わってくる

      ・遺産の放棄とその手続きは? 借金がある場合は? 等々…

 相談② テーマは「契約」

      ・17歳の高校生がしてしまった契約は解約できるか?

      ・来週18歳の誕生日を迎えるが、18歳になってからも間に合うか? 等々…

 

それぞれについて、民法の該当する条文を探し、読んでいきました。漢字、カタカナ、日頃聞き慣れない言葉等、苦労していたようですが、開さんの解説を聞いて納得していたようです。

 今回、「名刺」というものを初めていただいた生徒が多く、ぎこちない仕草も微笑ましいものでした。