図書の窓
図書室通信11月号
図書室通信11月号を発行しました。ご覧ください。図書室通信11月号.pdf
図書室通信10月号
図書室通信10月号を発行しました。ご覧ください。図書室通信10月号.pdf
「relax」 vol.10が行われました
9/15(日)の午後、堀貴俊さん(高校57回)を迎え、relax(「つながろう、話そう、……そして歩きだそう」)の第10回を行いました。
今日のメインテーマは「国の機関で働くということ」。
堀さんが高校時代のこととしてまず挙げたものは、ラグビーと体育祭の団長。「二度とない高校時代。何かに打ち込んで熱いときを送って欲しい」という堀さんの想いがうかがえました。
関西の大学卒業後は、大手自動車メーカーの営業職として5年間を送り、結婚を機に地元石川県に戻ることとなりました。
ふるさとを離れて10年。どことなく元気をなくしたと思える地元を盛り上げたいと、縁あって加賀市役所に勤めることとなり、加賀市役所→石川県庁→加賀市役所→デジタル庁と、さまざまな機関で働き、今年の4月からは加賀市役所に戻り、現在は、市内でマイナンバーカードが使える場所を増やす取り組みを行っているとのことでした。
デジタル庁での2年間は、仕事のレベルや人のレベルの違いに戸惑い、また、単身赴任ということもあって、公私ともに赴任当初は大変だったそうですが、全国民に関わる国の政策のど真ん中に自分がいるという実感があって、ブラック労働と揶揄されるところもあるが、非常にやりがいがあって、意義のある仕事であったと話してくださいました。地方と違い国の機関は、土日は完全に休みで、そこでリフレッシュできたそうです。
さまざまな機関で働いたからこそ見えてくるもの、語ることのできるもの、それをうかがうことのできた貴重な一時でした。
relax vol.9 を行いました
7/28(日)の午後、久保出貴雄さん(高校57回)を迎え、relax(「つながろう、話そう、……そして歩きだそう」)の第9回を行いました。
今日のメインテーマは「夢を追いかけて得た挫折と経験」。
「プロ野球選手になりたい」という夢を持ち、部活動に打ち込んだ高校生活。早朝から夜遅くまでと、一日の中心が野球であった大学の4年間。しかし、試合に出られるようになった際に気づかされた「自分にはその先のイメージがない」ということ。
高校生のとき、プロになりたいとは言っていたが、明確なビジョンがあったわけではない。だから、君たちが将来のことを本当に考えること、イメージすることは大事。漠然とした夢もそれを細分化し、実現のための手段を考えていくと、日常生活の次元に降りてくる。徹底的に考えることが大切。
久保出さんは、自身の歩んできた道を紹介しながら、生徒に話してくださいました。
また、家業(木地師)を継ごうと考えるようになったのは、結婚する際に奥さんから言われた言葉がきっかけだったそうです。今は、伝統工芸の技術継承はもちろんのこと、それをどう知ってもらえるか、広めるかに力を入れているとのことでした。
木によって、堅さや粘りが違うこと、また、同じ木でも場所によって性質が異なること、木目の見えるものと少ないもので使われるさきが異なることなど、木の感触を実際に確かめながら生徒は興味津津で久保出さんのお話に聞き入っていました。
校内ビブリオバトル大会が開催されました
7月12日(金)の放課後、第1回校内ビブリオバトル大会が開催されました。
発表者は10名と、校内ビブリオバトル大会始まって以来の最多人数でした。発表された本のジャンルも、ミステリーあり、恋愛小説あり、SFあり、純文学あり、生物学の専門書ありと幅広く、興味深いものばかりでした。
見事チャンプ本に輝いた本は、『真夜中のマリオネット』(知念実希人)でした。
多くの観戦者にも恵まれ、大変充実したビブリオバトルとなりました。
【参加者の声】
・自分だったら手に取らないような本でも、読みたくなるようなステキな紹介を聞けて良かった。本当に、どの本も
読んでみたくなったので、手に取ってみようと思います。
・出場した人が皆、本の要所をしっかり押さえて紹介していて、本当にその本が好きというのがひしひしと感じられ
た。何より、自分がまだ出会えていなかった新しい世界を知ることが出来たのが、とても嬉しい。自分も本の紹介
をしてみたいと思った。
・3年生になって初めて参加して観戦しましたが、面白かったです。質問もいくつかしてくれて、やりやすかったで
す。自分の知らなかった本ばかりで、魅力がとても分かる紹介が聞けて良かったです。いろんな学年の人と関われ
て楽しかったです。